【日本ダービー2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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世代最強決定戦「日本ダービー(東京優駿)」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

シックスペンス(牡3、国枝栄厩舎)

5/22(水)美浦・坂路(良)4F52.2-3F37.7-2F24.2-1F12.1(馬なり)

川田将雅騎手を背に坂路で3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ロジゴールデンと、同じく3歳未勝利のダノンストラーダを追走し、道中は最後方で折り合いに専念。直線序盤で最内から並びかけると、ラスト1F12秒1の脚で楽に抜け出して、2頭を2馬身突き放して最先着でゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、4F49.3-1F11.3の好時計をマークして併入。時計は自己ベスト更新で、ラスト1Fも11秒3を楽にマークとしまいの反応と伸びも抜群です。鞍上の川田騎手とは初コンビとなりますが、上手く折り合ってしまいも騎手の指示に素直に反応と、感触は良さそうです。馬も前走時も良く見えましたが、それ以上の好状態にありそうな気配です。

アーバンシック(牡3、武井亮厩舎)

5/22(水)美浦・W(良)6F83.8-5F66.9-4F51.7-3F37.0-1F10.9(馬なり)

横山武史騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。5歳オープンの僚馬ゴーゴーユタカ追走し、直線では外をまわして仕掛けると、ラスト1Fは10秒9の切れ味を見せて半馬身先着しました。1週前も横山騎手を背にWコースで3頭併せを行い、6F82.6-1F11.1をマークして最先着でゴール。火曜日にも坂路を2本流しており、懸念されていた皐月賞後の疲れは見られません。道中の折り合いはスムーズで落ち着いており、課題であった気性の幼さも、使いつつ着実に成長してきた印象です。力は十分に発揮できる好状態にありそうです。

コスモキュランダ(牡3、加藤士津厩舎)

5/22(水)美浦・W(良)5F69.1-4F53.2-3F38.5-1F12.2(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬レトロタイプを2馬身追走し、4コーナーで内から楽な手応えで取り付くと、直線も馬なりのまま伸びてラスト1F12秒2をマークして併入しました。1週前はWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて5F65.3-1F11.4をマークして併入。今年に入ってから追い切りで好時計を連発するようになってきており、今回も1週前はしっかり追われて好時計をマーク。最終追いは疲れを残さない程度の軽めの内容でしたが、操縦性は相変わらず高く、長く良い脚を使えており、本番でも崩れる姿は想像できません。