【大阪杯2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

5日(日)は阪神競馬場でG1「大阪杯」が開催。各馬が最終追い切りを行い、同レースへ向けた最終調整を終えてきた。今回は、そんな中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。

クロノジェネシス(牝4、斉藤崇史厩舎)

4/1(水)栗東・CW(良)5F68.8-4F52.2-3F37.1-1F11.6(馬なり)

北村騎手を背に栗東CWコースを2頭併せ。僚馬リュヌルージュ(牝5、オープン)を2馬身追走し、前半は折り合いに専念。コーナーで内から差を詰めて徐々に加速していき、直線で並びかけてからもジワジワと伸び、ラストは身体も大きく使って楽々とクビ差先着した。馬なりで手綱も持ったままだったが、折り合いもしっかりついており、反応も良く、動きにも軽さがあった。1週前もCWを馬なりで6F79.8-1F11.6の好時計をマークし、僚馬に大差で先着している。仕上がりは万全といった感じだ。

ダノンキングリー(牡4、萩原清厩舎)

4/1(水)美浦・南W(やや重)5F65.4-4F50.3-3F36.8-1F12.0(馬なり)

美浦の南Wを単走。前半は行きたがっており、抑えきれないような手応えからも元気の良さがうかがえる。終始馬なりで騎手の手綱もほとんど動かなかったが、自身で動いていくような気合いのある走り。直線は低い重心でフットワークも力強く、ラストも伸び伸びとしたフォームで駆け抜けた。前走の最終追いの時計(4F53.4-1F12.4)を大きく上回る時計で、ひと叩きしての上昇は明らか。1週前は鞭まで入って一杯に追われる内容で、負荷もしっかりかけられている。態勢は整っている。

ラッキーライラック(牝5、松永幹夫厩舎)

4/1(水)栗東・CW(良)6F81.6-5F66.2-4F51.9-3F38.7-1F12.2(一杯)

栗東CWコースを単走。折り合いもついており、伸び伸びと走れた。序盤はゆったりめに入っていき、外ラチ沿いを回り、直線ラストは鞭も入り1F12.2秒の鋭い末脚を使ってフィニッシュ。1週前はCWコースで外を回りながらも6F79.9-1F12.1の好時計をマークしており、ここでも鞭が入って一杯に追われてしっかり負荷がかけられている。前走の1週前はここまでやっておらず、2週続けてきっちり負荷をかけてきたのは評価。過剰なワークになっている感もなく、ここは好気配と見る。