【皐月賞2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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牡馬クラシック第一弾「皐月賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

シンエンペラー(牡3、矢作芳人厩舎)

4/10(水)栗東・坂路(やや重)4F53.6-4F39.3-2F25.3-1F12.3(馬なり)

坂井瑠星騎手を背に栗東坂路で単走。輸送を考慮した軽めの内容でしたが、フットワークは力強く、いつでも弾けそうな気配を見せています。1週前には坂井騎手を背にCWコースで併せ馬を行い、びっしり追われて6F80.9-1F11.3の好時計をマークして併入しました。全体時計は自己ベストに迫る好時計で、しまいも11秒3の脚で先行させたオープン馬の僚馬にあっさり取り付いて併入と好内容の追い切りを消化。折り合いについても全く不安はなく、万全の態勢をもってレースに臨めそうです。

メイショウタバル(牡3、石橋守厩舎)

4/10(水)栗東・坂路(やや重)4F52.6-4F37.5-2F24.0-1F11.8(馬なり)

栗東坂路で単走。序盤はクビを振り集中できていないところが見られましたが、外ラチ沿いをしっかり追われて伸び始めると、グンと伸びて楽にラスト1F11秒8をマークしてゴールしました。1週前はCWコースを単走で追われ、7F95.5-1F11.7の好時計をマーク。長めにやって6Fは78秒5の猛時計で自己ベストを更新し、しまいも重馬場ながら11秒7と楽に速い時計を出せています。中2週のため1週前追い切りが一本目でしたが、中身の濃い追い切りを消化してきました。今年すでに3戦目と使われていますが、高いレベルで好調をキープできており、今回も引き続き力を出せる好状態にあると見て良いでしょう。

ジャスティンミラノ(牡3、友道康夫厩舎)

4/10(水)栗東・坂路(やや重)4F55.3-4F40.1-2F25.7-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け上がり、自己ベストを更新。先週CWコースで一杯に追われた分最終は抑え気味でしたが、それでも時計はこの馬なりに優秀で、走りも軽めながら集中力は高め。1週前はCWコースで3頭併せを行い、6F82.5-1F11.1の好時計をマークし、最後方から2頭を交わして最先着でゴールしました。道中の折り合いとラップ、しまいの反応と伸び、どれも文句なしの内容で、絶好の仕上がりを印象付けています。