【関屋記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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サマーマイルシリーズの第3戦「関屋記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ララクリスティーヌ(牝5、斉藤崇史厩舎)

8/9(水)栗東・CW(良)6F83.5-5F67.5-4F52.1-3F36.9-1F11.2(馬なり)

栗東CWコースで単走。前半はゆったりと折り合いに専念しながら進め、直線追われるとラスト1Fは11秒2と切れ味を見せてゴール。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F84.5―1F11.4の好時計をマークし、先月のプロキオンSを快勝したドンフランキーを外からあっさりと2馬身突き放してゴール。1週前に負荷がかけられ、最終ではしまいで鋭さを見せてと、万全の態勢を整えてきています。前走はG1の壁に跳ね返されましたが、ここは高いパフォーマンスが期待できそうです。

ロータスランド(牝6、辻野泰之厩舎)

8/9(水)栗東・坂路(良)4F56.1-3F41.2-2F26.3-1F12.7(馬なり)

栗東坂路で単走。終始馬なりで息遣いを確認する程度の軽めの内容で、馬場の真ん中を軽快なフットワークで流してラスト1Fは12秒6の脚でゴール。1週前は坂路で4F50.4―1F11.7をマークしており、時計は先週出しています。1週前の時点で全体・しまいとここまで優秀な時計を出すのはこれまでにないパターン。6歳夏を迎えても衰えは全く感じず、「G1を使えるぐらいに仕上がった。」と陣営からコメントもでているように、ここは絶好の仕上がりと見て良いでしょう。

アヴェラーレ(牝5、木村哲也厩舎)

8/9(水)美浦・南W(良)5F67.7-4F52.8-3F38.1-1F11.3(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。2歳未勝利の僚馬チェルヴィニアと、4歳3勝クラスのリアグラシアを3馬身追走し、直線は最内に進路をとって進出。ラスト1F11秒3の鋭い伸び脚で一気に並びかけて併入しました。1週前には南Wで7F99.4―1F11.5と長めから負荷をかけられ、日曜にも5F68.7―1F11.4と猛暑が続く中でも意欲的に追われています。輸送を控えていることを考慮すれば、時計的にはこれで十分。道中も落ち着いた走りで折り合いはスムーズ、最後も切れを見せてと動きも好内容です。3ヶ月ぶりでも好仕上がりを印象付けています。