【秋華賞2020予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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3歳牝馬三冠の最終戦となる「秋華賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

デアリングタクト(牝3、杉山晴紀厩舎)

10/14(水)栗東・坂路(良)4F54.7-3F39.4-2F25.6-1F12.7(馬なり)

松山弘平騎手を背に栗東坂路を単走。馬場の外側を馬なりのまま余力十分に駆け抜け、最後も反応を確かめる程度の軽い内容。時計も目立ったものではないが、1週前は栗東CWコースを単走で追い切り、6F80.6-1F12.0をマークし自己ベストを更新。1週前までに仕上げて最終はソフトな仕上げというのがこの馬のいつものパターンで、3週前から主戦騎手を背に入念に乗り込まれており、今回も仕上がりに問題はなさそうだ。

リアアメリア(牝3、中内田充厩舎)

10/14(水)栗東・CW(良)5F69.2-4F52.4-3F37.9-1F11.8(馬なり)

川田将雅騎手を背に栗東CWコースを単走。ゆったりとしたスタートから折り合いに専念しながら脚を溜め、馬場の真ん中を迫力あるフットワークで駆け抜けるソフトな内容。1週前は芝コースを単走で追い切り、6F78.3-1F12.5をマーク。折り合いの付いた落ち着いた走りも、手応えの良さは見せた。疲れも見られず良い状態をキープ出来ている印象。

ウインマイティー(牝3、五十嵐忠厩舎)

10/14(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F38.9-2F25.3-1F12.3(馬なり)

栗東坂路を単走。終始馬なりで馬場の外側を楽な手応えで流す内容。1週前は和田竜二騎手を背に栗東CWコースを3頭併せで追い切り、最後方から追走し、ラストは強めに追われて6F80.5-1F11.5の好時計をマークし最先着を果たす好内容。攻め駆けするタイプではあるが、相変わらず動きは良い。五十嵐調教師が「使った方が良い馬」とコメントしているように、中間の調教量も多く、ここまでの調整過程は順調に来ておりしっかり乗られて仕上げられた。