【スプリングS予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

皐月賞のトライアル「スプリングS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

アサヒ（牡3、金成貴史厩舎）

3/16（水）美浦・南W（良）6F83.4－5F66.5－4F51.8－3F37.8－1F11.7（馬なり）

田辺裕信騎手を背に美浦の南Wで単走。淡々としたペースで流す軽めの内容でしたが、楽々と自己ベストと同等の時計をマークしており、終いも11秒7と鋭い伸び脚を披露。1週前は田辺裕信騎手を背に南Wで2頭併せを行い、強めに追われて5F67.7－1F11.5の好時計をマークして相手に1馬身遅れました。相手には遅れましたが前走以上の時計をマークしており、状態自体は良好に見えます。あとは課題であるゲートがどうかだけでしょう。

サトノヘリオス（牡3、友道康夫厩舎）

3/16（水）栗東・CW（良）6F80.5－5F66.0－4F52.2－3F37.8－1F12.3（強め）

栗東CWコースで単走。終い重点に追われると、絶好の動きで自己ベストを更新。全体時計と加速ラップも優秀で、直線追われた反応も抜群でした。1週前は岩田望来騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F82.1－1F11.9の好時計をマーク。中1週で出走した前走と比べてしっかり時計を出して動きも良好。中間の乗り込み量も申し分なく、ひと追い毎に良化してきています。2ヶ月半ぶりの実戦となりますが、仕上げに抜かりはありません。

ソリタリオ（牡3、西村真幸厩舎）

3/16（水）栗東・坂路（良）4F54.9－3F39.6－2F24.4－1F11.7（馬なり）

横山武史騎手を背に栗東坂路で単走。前半は騎手が感触を確かめながらタメを利かせ、直線は弾力性に富んだフットワークで力強く駆け抜け、ラスト1Fは11.7の好時計をマーク。1週前は坂路で鞭も入って一杯に追われると、4F52.3－1F12.0の好時計をマーク。ブレの少ないフォームを最後まで保っていることも好感が持てます。併せ馬を5馬身差突き放した前走時の追い切りと比べると派手さはありませんが、2カ月半ぶりの実戦ということで坂路でしっかり負荷がかけられており、馬もそれにしっかり応えるかたちで良い動きと好時計をマークしてきました。順調で力は出せる状態と言って良いでしょう。