【高松宮記念2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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春のスプリント王者決定戦「高松宮記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ルガル(牡4、杉山晴紀厩舎)

3/20(水)栗東・坂路(良)4F51.1-3F36.6-2F23.6-1F11.7(馬なり)

西村淳也騎手を背に栗東坂路で単走。しまいは軽く仕掛けられた程度でしたが、ラスト2Fは11.9-11.7の加速ラップを楽にマークしてゴールしました。1週前は坂路で2頭併せを行い、一杯に追われて4F51.3-1F11.9をマークして1馬身半差で先着。最終追いは軽めでしたが、1週前は併せ馬の後ろにピタリと付け、外に出されると一杯に追われて鋭く交わして先着と負荷のかかる追い切りを消化しています。不良馬場ながらラスト2Fは11.9-11.9の好ラップを叩き出しており、力強いフットワークで駆け上がれています。もともと攻め駆けするタイプですが、時計・動きともに好内容の追い切りを消化してきた今回も、万全の態勢を整えてきていると見て良さそうです。

マッドクール(牡5、池添学厩舎)

3/20(水)栗東・坂路(良)4F54.2-3F38.8-2F24.8-1F11.7(馬なり)

坂井瑠星騎手を背に栗東坂路で単走。ゆったりと入ってしまい重点に追われると、鋭く加速してラスト1Fは11秒7をマークしてゴール。1週前も酒井騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F80.8-1F11.1の好時計をマークしました。最終追いはしまい重点でしたが、先週はテンからスピードにのっていき、ラスト2Fも11.2-11.1の加速ラップをマークと時計のかかる馬場ながらしっかり動いて全体で好時計を叩き出してきました。約3ヶ月ぶりの海外帰り初戦ということで状態面の懸念がありましたが、問題なく力を発揮できる状態に仕上げられている印象です。

ウインカーネリアン(牡7、鹿戸雄一厩舎)

3/20(水)美浦・W(良)6F84.7-5F68.5-4F53.2-3F38.4-1F11.5(馬なり)

三浦皇成騎手を背に美浦のWコースで単走。ゆったりと入って4コーナーは外ラチ沿いを大きくまわり、終いも軽い促しでラスト1F11秒5をマークしてゴールしました。1週前も三浦騎手を背にWコースで2頭併せを行い、強めに追われて6F79.7―1F11.5の好時計をマークして3馬身差でゴール。最終追いは輸送を考慮した軽めの内容でしたが、1週前にはしっかりと追われて自己ベストに迫る好時計をマークして相手を突き放して先着と、負荷のかかる追い切りを消化できています。ゆったりとしたローテーションを使われてきており、馬は元気一杯という印象。上々の仕上がりと言えそうです。