【東京大賞典2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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ダート競馬の総決算「東京大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

キングズソード(牡4、寺島良厩舎)

12/25(月)栗東・CW(良)6F90.0-3F39.9-1F11.8(一杯)

寺島調教師を背に栗東CWコースで単走。序盤はゆったりと入り、直線目一杯に追われるしまい重点の内容でラスト1Fは11.8の好時計をマークしてゴールしました。前半はリズムを重視してしっかりと折り合い、我慢を利かせて脚を溜めることを意識。直線半ばで仕掛けられると鋭い反応から溜めた脚を一気に弾けさせていました。チャンピオンズCを回避して入念にここへ向けて調整されてきており、万全の態勢を印象付けています。

ドゥラエレーデ(牡3、池添学厩舎)

12/25(月)栗東・CW(良)6F88.2-5F70.9-3F38.3-1F11.6(馬なり)

栗東CWコースで単走。前半は脚を溜めてしまいを伸ばすしまい重点の内容で、ラスト1Fは11.6の好時計をマークしました。ラストの反応は鋭く、行きっぷりも程よい範囲です。1週前はムルザバエフ騎手を背に坂路で追われ、4F62.0-1F12.1をマークしました。先週はしまいだけ追われる軽めの調整で、最終追いも比較的軽め。それでもしまいの伸びは活気十分で、フォームにブレが見られリズムも乱れがちだった前走チャンピオンズCの追い切りと比べても、今回は安定感が増した印象を受けます。本来であれば中3週でG1連戦は厳しそうですが、この動きと時計なら好状態にあると見て良さそうです。

ウィルソンテソーロ(牡4、小手川準厩舎)

12/24(日)美浦・坂路(良)4F56.7-3F41.0-1F12.3(馬なり)

美浦の坂路で単走。前半はゆったりと入って折り合いに専念し、しまい重点に追われてラスト1Fは12.3をマーク。操作性あるのがこの馬の武器で、今回も道中はスムーズに折り合ってしまいは伸びのあるフットワークを繰り出してと、好印象です。調整程度の軽めの内容でしたが、レースを使われてきており、チャンピオンズCからの間隔を考えれば強い負荷は必要なし。前走のチャンピオンズC時の追い切りも好内容でしたが、今回も高いレベルで好状態をキープできている印象です。