【ユニコーンステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

3歳馬ダート重賞「ユニコーンS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ミッキーファイト（牡3、田中博康厩舎）

4/24（水）美浦・W（やや重）6F81.9－5F66.6－4F51.2－3F36.6－1F11.2（馬なり）

美浦のWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ハートライトと、3歳1勝クラスのサトノレイズの2頭を先行させ、最後方から追走。4コーナーで最内から取り付くと、直線はラスト1F11秒2の脚で伸びて外のハートライトと併入、中のサトノレイズに半馬身先着しました。1週前はWコースで3頭併せを行い、6F82.3-1F11.3をマークして1頭と併入、もう1頭に先着。先週・最終といずれも最後方から追走し、しまいは11秒台前半をマークして併せ馬に併入か先着を果たしており、時計・動きともに文句なしの内容です。昨年12月以来の実戦となりますが、中間は併せ馬を交えて豊富に乗り込まれており、万全の態勢を整えてきています。

ラムジェット（牡3、佐々木晶厩舎）

4/24（水）栗東・CW（やや重）7F99.8－6F82.8－5F68.0－4F53.2－3F38.2－1F11.9（馬なり）

栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬キリンジに大きく先行し、直線は相手が仕掛けるのを待ち、外から追撃してきた相手をラスト1F11秒9の脚で抑えきって1馬身差で先着しました。1週前は三浦皇成騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.5-1F11.6をマークしてクビ差先着。ラスト2Fは11秒6－11秒6と11秒台のラップを持続しており、併せ馬にも楽に先着と好内容の追い切りを消化しています。先週手綱を握った三浦騎手が「体幹が強くなった」とコメントしているように、軸のブレ幅が小さくなっている点も好感が持てます。ここ2戦でパフォーマンスを上げてきており、状態は上向いてきている印象です。

スナークラファエロ（牡3、野中賢二厩舎）

4/24（水）栗東・坂路（やや重）4F52.4－3F38.6－2F25.0－1F12.4（馬なり）

小沢大仁騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬ジェネラーレを追走し、坂は内からラスト1F12秒4の脚で伸びて1馬身遅れてゴールしました。相手には遅れましたが、時計はしっかり自己ベストを更新しており、ラスト2Fも12秒6－12秒4と加速ラップを叩き出してと、この馬なりに速い時計をマークしてきました。1月にデビューしてから今回で4回目と短い間隔で走ってきていますが、使われる毎に良くなっており、前走も追い切りは当週に坂路でサッと整える程度ながらも本番では番手から抜け出して押し切る横綱相撲で快勝。まだ遊びながらという印象も受けますが、ブリンカーの効果も出てきて徐々に集中力を持って走れるようになってきている印象も受けます。