【安田記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【安田記念2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

春のマイル王者決定戦「安田記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ジャックドール(牡5、藤岡健一厩舎)

5/31(水)栗東・CW(やや重)5F66.3-4F50.7-3F35.9-1F11.2(馬なり)

武豊騎手を背に栗東CWコースで単走。表記は単走ですが、序盤は同厩の未勝利馬を追走するかたちで進め、3~4コーナーあたりで早々に内から交わすと、直線からはさらに一弾ギアを上げて鋭伸。タフなやや重ながらパワフルなフットワークでラスト1Fは11秒2の好時計を楽にマークしました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、古馬3勝クラスのスパイラルノヴァを一杯で追走して、ラスト1F11秒1の猛時計で交わしてクビ差先着。1週前の時点で10本目と乗り込み量も豊富で、万全の態勢を印象付けています。

シュネルマイスター(牡5、手塚貴久厩舎)

5/31(水)美浦・南W(やや重)6F83.6-5F67.0-4F52.0-3F36.8-1F11.4(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。8歳オープンの僚馬マイネルファンロンを3馬身追走し、道中はリズム良く折り合いに専念。直線に入ると内からラスト1F11秒4の脚で交わして半馬身先着しました。1週前は南Wで同じく僚馬のマイネルファンロンと併せ馬を行い、ラスト1Fは11秒2の猛時計で伸びて1馬身先着。仕掛けられてからの反応は前走時よりも鋭さを増しており、前走のマイラーズC・1着で弾みを付けた好調ぶりがうかがえます。ドバイの疲れが残っていた昨年とは打って変わって今年は絶好の気配です。

シャンパンカラー(牡3、田中剛厩舎)

5/31(水)美浦・南W(やや重)5F65.6-4F50.4-3F36.2-1F11.6(馬なり)

内田博幸騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬オールスイートとゲンパチタクト2頭を先行させ、最後方から追走。3~4コーナーで内ラチ沿いを通って一気に差を詰めると、直線は最内からラスト1F11秒6の脚で伸びてオールスイートと併入、ゲンパチタクトに2馬身先着しました。1週前は南Wを単走で追われ、5F72.3-1F13.7と馬なりで軽めの内容。前走は1週前の時点で南Wを6F76秒4と好時計をマークしており、今回は丁寧な仕上げで態勢を整えてきていますが、NHKマイルC・1着から中3週のローテーションで強い負荷は必要なく、高いレベルで好調をキープできている印象です。