【弥生賞2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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クラシック戦線へと繋がる重要な一戦「弥生賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ダノンザキッド(牡3、安田隆行厩舎)

3/3(水)栗東・CW(不良)6F84.2-5F67.6-4F53.0-3F38.9-1F11.7(馬なり)

栗東CWコースを2頭併せ。僚馬エストを3馬身先行させ、序盤はしっかり抑えの利いた走りで進め、コーナーで内から差を詰めて並びかけると直線は楽な手応えのままあっという間に交わし、ラスト1F11.7の鋭い脚で差を広げて4馬身先着しました。大飛びながらも四肢は素早く、前日の雨で走りにくいコンディションの中しっかりとした脚さばきで駆け抜けました。1週前もCWで6F81.2-1F11.7の好時計をマークしており、文句なしの仕上がりを示しています。

シュネルマイスター(牡3、手塚貴久厩舎)

3/3(水)美浦・南W(重)5F67.3-4F51.6-3F37.9-1F12.3(馬なり)

美浦の南Wを2頭併せ。僚馬ジュニパーベリーを3馬身追走し、コーナーは大外を回って相手の内から差を詰めていき、直線は楽な手応えで馬体を並べて併入しました。ゴールを過ぎてもまだ余裕があり伸びており、最後まで馬なりのままスピード感あふれる動きを披露しました。1週前は南Wで5F68.0-1F12.6をマークし、3頭併せで先着。2週前も南Wで5F66秒後半と良い時計を出しており、調整過程は申し分ありません。

タイムトゥヘヴン(牡3、戸田博文厩舎)

3/3(水)美浦・南W(重)5F67.5-4F52.4-3F39.1-1F13.2(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ミラキュラスサインを3馬身追走し、外を回って直線は相手の外から並びかけ、強めに追われると一気に突き放して5馬身先着しました。相手があまり走っていなかったこともありますが、道中はしっかり折り合い、直線も自らハミを取って伸びていったのは好感が持てます。逃げ馬でテンションが上がりやすい血統ですが、落ち着いていて気性面の成長が見られる好内容の追い切りを消化しました。