【弥生賞2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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皐月賞への最重要ステップレース「弥生賞ディープインパクト記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

トロヴァトーレ(牡3、鹿戸雄一厩舎)

2/28(水)美浦・W(良)6F79.5-5F64.2-4F50.6-3F37.0-1F11.6(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬スクルトゥーラを6馬身追走し、4コーナーは外を大きくまわってピタリと僚馬の後ろに取り付くと、直線は内へ進路を取ってラスト1F11秒6の脚で伸びて半馬身遅れてゴール。相手を交わし切ることは出来ませんでしたが、大きく追走した分もありますし、ゴール板通過後は一瞬で相手を抜き去っています。道中もキレイなラップを刻んでおり、しまいも11秒6の切れ味を見せて自己ベストを3秒近く更新と、申し分ない内容です。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F84.1-1F11.8をマークして1馬身先着。万全の態勢を整えてきていると見て良いでしょう。

ダノンエアズロック(牡3、堀宣行厩舎)

2/28(水)美浦・W(良)5F64.8-4F50.7-3F36.3-1F11.4(馬なり)

R.キング騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬サイルーンを追走し、4コーナーで内から差を詰めて直線入り口で馬体を並べると、ラスト2Fは持ったままの馬なりながら11.7-11.4の好ラップで伸びてクビ差先着しました。1週前もR.キング騎手を背にWで2頭併せを行い、5F64.9-11.1の好時計をマークして併入。中間は併せ馬を中心に豊富に追われており、しっかり時計も出してと、着実に状態を上げてきたという印象です。喉の疾患を持っているので前走から状態面については慎重に見極める必要がある馬でしたが、今回も問題はなさそうです。

コスモキュランダ(牡3、加藤士津厩舎)

2/28(水)美浦・W(良)5F65.7-4F50.7-3F36.7-1F11.5(馬なり)

美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬イングリッドローズを追走し、直線は内から取り付いてラスト1F11秒5の脚で伸びて併入しました。時計は自己ベスト更新、ラスト1Fも過去最速タイの11秒5と時計は優秀です。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F82.8-1F11.9をマークして追走した相手をゴール前で半馬身交わして先着。調教で遊んでしまうところがあるタイプの馬でしたが、今回は追走するかたちでもしっかりとスピードを落とさず良いラップを刻んで、最後まで脚を伸ばすことが出来ており、成長を感じさせる追い切り内容でした。