【ホープフルS予想2019】中山は合う、ゴールドシップ産駒の期待の星ブラックホール

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初年度産駒であるゴールドシップ産駒の期待の星「ブラックホール」がホープフルステークスに参戦する。

8月の札幌2歳ステークスを単勝5番人気で快勝したブラックホール。2着にも同産駒のサトノゴールドが入線し、ゴールドシップ産駒がワンツーフィニッシュを飾る快挙となった。晴れて重賞馬を送り出すことができ、その後も同産駒の活躍が期待されたが札幌2歳ステークスがタフだったこともあってか、同レース後はブラックホールもサトノゴールドも次走が決まらずにいた。今回のブラックホールのG1出走はゴールドシップファンにとっては待ちに待った一戦となる。相手が強くなるここでも活躍に期待がかかる。

前走の札幌2歳ステークスは午前中に雨が降った影響もあり、時計がかかるタフな馬場となっていた。そんな中で差し切ったことを考えると、スタミナとパワーはありそうだ。芦毛ではないし父と比べると小柄な馬体ではあるが、長くいい脚が使えるところなどは父に似ており、競馬っぷりはしっかり受け継いでいる印象がある。前走のレースっぷりからも今の中山は合うイメージで、血統的にも中山の適性は見込める。

約4ヶ月ぶりの実戦と間隔があいているが、放牧へ出してからはここを目標に調整が進められてきており、中間は古馬相手に負荷がかけられ態勢を整えてきた。陣営にとってもここは悲願のG1制覇がかかる重要な一戦。本気度は高いはずだ。

鞍上の石川騎手は相沢郁厩舎に所属する騎手で、今回は自厩舎の馬での参戦となる。外国人ジョッキーをはじめリーディング上位のジョッキーに乗り替わるのが当たり前となった最近の競馬ではあまり見ない師弟コンビでの挑戦という点もロマンがあり、応援したくなる。今年最後のG1レースは、ブラックホール×石川コンビに期待したい。