【アンタレスS予想2021】古馬ダート戦線の登竜門!アナザートゥルースやヒストリーメイカーなど出走予定馬を考察

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阪神の日曜メインは古馬ダート重賞の「アンタレスS」です。数少ないダート1800mの重賞で、帝王賞へ向けたステップレースとして使う馬も多く、古馬のダート中距離路線を展望する上で見逃せない一戦です。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

アナザートゥルース(セ7、高木登厩舎)

2019年のアンタレスSの覇者、アナザートゥルース。今年は初戦の東海Sを7番人気で2着、続くダイオライト記念で3番人気3着と、近2戦はいずれもG2戦で勝ちきれないまでも力のあるところは見せています。昨年のアンタレスSでも7番人気ながら2着に好走しており、常に人気以上の結果を残しています。7歳になった今年も衰えを見せず、初コンビとなる藤岡佑介騎手とともに本レース2度目の勝利を狙います。

ヒストリーメイカー(牡7、新谷功一厩舎)

前走のマーチSで2着に好走したヒストリーメイカー。勝ち馬とは位置取りの差が出てしまいましたが、3着には3馬身差をつけてゴールと中身の濃い2着。初の中山から2勝の実績がある阪神へ舞台代わりは条件好転で、阪神の1800mは昨年のみやこSでも2着入線と重賞でも好走しています。前走初コンビとなった内田博幸騎手との相性も良さそうで、引き続き内田騎手で臨める点も好材料です。悲願の重賞初制覇となるかに注目です。

テーオーケインズ(牡4、高柳大輔厩舎)

前走の名古屋城Sを3馬身差で圧勝したテーオーケインズ。2走前の東京大賞典は6着でしたが勝ち馬オメガパフュームとは0秒2差だけで、マーチS・2着のヒストリーメイカーとは0秒1差と僅差です。2勝クラス、3勝クラスと立て続けに連勝を決め、3走前のオープンベテルギウスSで勝ち馬と同タイムの2着に好走しており、昨年秋から一気に素質が開花し本格化してきた印象。ハイレベルな馬達と互角に戦ってきていることは明らかで、重賞で勝ち負けできるレベルにはあると言って良いでしょう。