【カペラS予想2019】注目のダートスプリント!コパノキッキングやゴールドクイーンなど出走予定馬を考察

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中山のダートスプリント「カペラS」が8日、中山競馬場で開催されます。交流重賞を回ってくる馬や、中央オープンから来る馬、上がり馬などがぶつかり合う見応えのある一戦で、年明け2月のフェブラリーSを展望する上でも見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気が予想される前評判の高い馬を3頭ピックアップしてみました。

コパノキッキング(セ4、村山明厩舎)

昨年の覇者で、今年は藤田菜七子騎手とのコンビで連覇を狙って参戦。藤田騎手とは今年のフェブラリーSからコンビを組み、2走前の東京盃で重賞初勝利を達成。今回は中央での重賞初制覇がかかる一戦ということで、人気を集めることになりそうです。昨年は55キロを背負ってほぼ最後方から鋭い末脚を繰り出し勝利しましたが、今年はトップハンデの58キロで近走の走りから逃げ・先行策が濃厚。相手にはゴールドクイーンやレッドアネラなど逃げ馬候補も多数おり、去年とは全く違うレースとなりそうです。連覇達成を果たし、藤田騎手の中央重賞初制覇となるかに注目です。

ゴールドクイーン(牝4、坂口智康厩舎)

前走のJBCレディスクラシックでは、好スタートから積極的に押して出て2着に逃げ粘ったゴールドクイーン。2走前のながつきSでは初の中山1200mを2着馬に5馬身差をつけて逃げ切る圧勝劇を演じており、能力の高さとコース適性をしっかりと示しました。前走は2着には敗れましたが、勝ち馬が強い競馬をしており悲観する2着ではありません。好スタートを決めてしっかりと自分の競馬に持ち込む好内容で、主戦の古川騎手の好騎乗も光りました。今回は斤量も前走から変わらず55キロで、左回りから右回りへ変わるのも好材料。好勝負が期待できそうです。

ヒロシゲゴールド(牡4、北出成人厩舎)

2走前のながつきSでゴールドクイーンの2着に好走したヒロシゲゴールド。前走の室町Sでは出遅れて12着に敗退。逃げてこそ自分の持ち味を発揮できる馬で、スタートで遅れて道中も下げしまっては仕方ありません。8月のクラスターCではラストは勝ち馬のヤマニンアンプリメに交わされましたが、逃げて番手のコパノキッキングをしっかり抑えて2着に粘り好走しており、スムーズに力を出し切れば能力は上位の存在です。前走テン乗りだった幸騎手から、今回も初コンビとなる津村騎手で巻き返しを狙います。

他にも、昨年の4着馬で前走の室町S・2着のタテヤマや、M.デムーロ騎手とのコンビで重賞初Vを狙うドリュウなど面白い馬が揃いました。カペラSは12月8日(日)に、中山競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時20分の予定。