【カペラステークス予想2023】注目のダートスプリント!リュウノユキナやパウオレなど出走予定馬を考察

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中山競馬の日曜メインはダートスプリントの「カペラステークス」です。交流重賞を回ってくる馬や、中央オープンから来る馬、上がり馬などがぶつかり合う見応えのある一戦で、年明け2月のフェブラリーSを展望する上でも見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

リュウノユキナ(牡8、岩戸孝樹厩舎)

前走のJBCスプリント・3着から参戦するリュウノユキナ。カペラSは2021年・2着、2022年・2着と2年連続で連対しており、直近21戦中19戦で馬券内好走と舞台問わず上位争いを演じてくれる信頼度の高い馬です。8歳となった今年も東京スプリントを快勝、JBCスプリントでも3着と一線級で活躍しており、まだまだ衰えは見られません。昨年のカペラSは勝ち馬のリメイクが強すぎただけで、同馬以上に強そうな馬が不在となる今年はようやくこのレースを勝てそうな気配。悲願の中央重賞初制覇となるかに注目です。

パウオレ(牝4、嘉藤貴行厩舎)

前走のながつきS・2着から参戦するパウオレ。内目を先行して直線は勝ち馬のタガノクリステルに抜け出されて2着に敗れはしたものの、ハイペースの展開を粘っての2着は負けて強しの内容です。今回は佐々木大輔騎手との初コンビで重賞初挑戦となりますが、これまでいずれも違う騎手が鞍上を務めたように乗りやすいタイプで、馬場状態も問わない堅実さも持ち合わせている安定感の高い馬です。2走前の会津Sは7ヶ月半の休養明けで馬体にやや余裕がありながらも快勝し、前走は約2ヶ月の短期放牧明けで2着。今回も約2ヶ月の休み明けとなりますが、長期休養明けからはこの間隔で実績を残してきており、今回も態勢は万全。初の重賞でも期待度は十分です。

タガノクリステル(牝4、長谷川浩厩舎)

前走の藤森S・7着から巻き返しを狙うタガノクリステル。直線はいつもの伸びが見られませんでしたが、斤量56kgと中一週のローテーションが響いた可能性も高そうで、間隔をあけてリフレッシュされた今回は本来のパフォーマンスが発揮できるはずです。また、2走前のながつきSでは今回と同舞台となる中山のダート1200mで3馬身突き抜けて圧勝しており、舞台適性の高さは証明済み。スタートも芝スタートの方が上手く行けており、中山に戻るのは条件好転と言えそうです。重馬場・不良馬場が得意で、道悪になればさらに評価を上げたい1頭です。