【チェアマンズスプリントプライズ予想2023】春の香港スプリント王決定戦!アグリやラッキースワイネスなど出走予定馬を考察

30日は香港競馬を代表するスプリントG1「チェアマンズSP」がシャティン競馬場で開催。これまで2018年のファインニードルが4着、2019年のナックビーナスが6着、2021年のダノンスマッシュが6着と3頭の日本馬が挑戦するも敗退。日本馬初のチェアマンズスプリントプライズ制覇を遂げることができるかどうかに今年も注目が集まります。今回は日本馬として出走するアグリと、出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬2頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

アグリ(牡4、安田隆行厩舎)

前走の高松宮記念・7着から参戦するアグリ。今年初戦の阪急杯を制し、重賞初制覇を4連勝で達成と今年は好スタートを決めましたが、前走のスプリントG1で連勝はストップ。初の海外調整へ向けて勢いは止まったものの、敗因は道悪とはっきりしています。ただ、シャティン競馬場は水はけが良い競馬場とは言え、雨が多い地域で洋芝を使用していることもあり、力を要する馬場になりがち。タフな馬場での開催となればここも苦しい競馬を強いられる可能性も。調教師の安田師は、本レースと同コース・同距離の香港スプリントを2012年、2013年、2020年と3勝しているベテランで、シャティンの調整法を熟知している陣営という点は心強い点です。C.デムーロ騎手とのコンビで日本馬初Vを狙います。

ラッキースワイネス(セ5、K.マン厩舎)

今年4連勝中のラッキースワイネス。昨年の香港スプリントでは6着に敗れましたが、その後は1月チャイニーズクラブチャレンジカップ、2月のG1センテナリースプリントC、3月のG1クイーンズシルバージュビリーC、4月のスプリントカップを勝ち重賞4連勝中と絶好調。香港スプリントの6着も内で包まれる厳しい展開が響いたかたちで、力負けをしたという印象はありません。前走のスプリントカップでは断然1番人気に応えて快勝しており、良い弾みを付けて参戦と臨戦態勢は抜群。前走はスタートが今ひとつでしたが、後方2番手から前方3番手まで素早く進出していき、残り150m付近からはウェリントンとの一騎打ちとなり、これを1馬身差で制しました。同レース後は日本のG1安田記念に遠征する可能性があるともコメントしており、ここを制して国内マイルG1へ繋げることができるかどうかにも注目です。

ウェリントン(セ、R.ギブソン厩舎)

前走のスプリントカップ・2着から参戦するウェリントン。レースは9頭立ての縦長という展開を、後方3番手から追走して脚を溜める展開。直線は1番人気のマスターエイトが好位から先頭に立ち、これにサイトサクセスも追いすがってと、ゴール前は上位勢の追い比べを馬場の中央からクビ差だけ差し切ってゴールしました。強い相手に強い勝ちっぷりで、1400mからの1F短縮にもしっかりと対応。香港スプリント路線は層が厚い中、トップクラスの走りを大一番で発揮しており、今回もメンバーを考えれば上位争いは必至に思えます。チェアマンズスプリントプライズは2021年と2022年を勝利しており、今回は3連覇がかかる一戦。今年も乗りなれたA.バデル騎手とのコンビで連覇を狙います。