【阪神牝馬S予想2021】ヴィクトリアマイルの前哨戦!デゼルやマジックキャッスルなど出走予定馬を考察

阪神競馬の土曜メインはヴィクトリアマイルの前哨戦となるマイル重賞のG2「阪神牝馬S」です。本番のヴィクトリアマイルで上位争いとなる馬を多く輩出しており、注目度の高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

デゼル(牝4、友道康夫厩舎)

昨年のローズS・4着のデゼル。前走の初音Sは上がり34秒4の末脚を使いながらも、まだまだ余力を残しての快勝でした。条件クラスを突破し、再度重賞に挑戦です。2000m前後を主戦場としており今回は初のマイル戦となりますが、長い直線がある阪神の外回りなら問題はなさそうです。持ち前の末脚が爆発すれば、初重賞勝利のチャンスは十分ありそうです。

マジックキャッスル(牝4、国枝栄厩舎)

今年初戦の愛知杯を勝利し、悲願の重賞初勝利を果たしたマジックキャッスル。前半1000m57秒9のハイペースと展開に恵まれた感もありますが、初の古馬牝馬との対決を制した点は高評価。今回は約1年ぶりのマイル戦ということで距離短縮への対応がカギとなりそうです。クイーンC・2着の実績もありますし、筋肉量が増えて、体を使えるようになってきた今ならマイルでも問題はなさそうです。

リアアメリア(牝4、中内田充厩舎)

昨年のローズSを勝ち、重賞2勝目を果たしたリアアメリア。秋華賞・13着、エリザベス女王杯・7着とG1戦線では結果を出せず、前走の中山牝馬Sでも7着と近走は凡走続き。ただ、前走はレース当日の道悪での競馬が影響してのもので、良馬場なら上位争いは必至でしょう。左回りの好走が多く、右回りとなる今回も舞台適性面では信頼度に欠けるところがありますが、直線の長い阪神外回りならパフォーマンスは落ちないでしょう。