【阪神ジャンプS予想2022】暮れの大一番に向けた障害重賞!ホッコーメヴィウスやゲインスプレマシーなど出走予定馬を考察

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今週は障害重賞の「阪神ジャンプステークス」が中京競馬場で開催されます。暮れの大一番に向けて障害界も徐々に動き出してきました。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ホッコーメヴィウス(セ6、清水久詞厩舎)

前走の新潟ジャンプSを制し、重賞初制覇を果たしたホッコーメヴィウス。これまで重賞は三度の2着と惜しい競馬が続いていただけに、嬉しい初勝利を決めました。また、鞍上の黒岩悠騎手にとってもデビュー21年目でようやくの重賞初制覇達成ということで、陣営にとっては記録的な1勝となりました。レース内容も、好スタートからハナを取り、最後は2着馬の追い上げを振り切りレコード勝ちと、勝ちっぷりも圧巻。この勝利を機に勢い付いてくれれば、今回のメンバーなら重賞連勝も十分有りえるでしょう。

ゲインスプレマシー(セ6、高柳瑞樹厩舎)

前走の新潟障害オープンで3着だったゲインスプレマシー。なかなかオープンを勝ちきれませんが、前走の3着はレコード決着の中での3着で、8番人気の低評価を覆してと大健闘の内容でした。新潟コースの良績が目立ちますが、中京コースも3戦して2着2回と好走実績は十分。また、4走前のオープン戦では秋陽ジャンプSで2着だったキャプテンペリーと0秒2差の3着に好走しており、重賞でも通用する能力は十分。2走前は先に転倒した馬に接触してバランスを崩して競走中止となるなど、オープンも能力で勝てなかったという印象はなく、重賞初挑戦となるここも侮れない1頭です。

シンキングダンサー(セ9、武市康男厩舎)

中山グランドJ・2着の実績が光る、シンキングダンサー。2019年は中山グランドJ・2着、中山大障害・4着と障害G1戦線でも活躍。昨年の阪神スプリングJ・3着以降は掲示板内にものれない競馬が続いていますが、さすがにこのメンバーなら上位。安定感のなかったジャンプも改善し、去勢で落ち着きも見せてと、これまで様々な工夫を見せて長い年月をかけて良化してきた1頭。近走は衰えも見えてきましたが、強敵相手に健闘を続けてきた能力は認めざるを得ないところ。ベテランの意地を見せられるかに注目です。