【小倉大賞典2025予想】小倉の名物ハンデG3!ヤマニンウルスやエピファニーなど出走予定馬を考察

今週は小倉の名物ハンデ重賞「小倉大賞典」が開催です。スターホースの参戦は少ないですが、例年混戦模様で予想のし甲斐があるレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ヤマニンウルス(牡5、斉藤崇史厩舎)

前走の名古屋大賞典・6着から参戦するヤマニンウルス。前走は3番手の内を追走し、直線は手応えが悪く6着がやっとという内容でした。乾いた深い砂で走りが空回りしてしまったと鞍上の武豊騎手がレース後にコメントしており、反応面が遅れたのは名古屋の砂が原因か。今回初の芝レースとなりますが、走法的にはやれそうな気配はあり、適性さえあれば勝ち負け。ただ、初芝でいきなり重い印は打ち難く、慎重に扱いたい1頭でもあります。

エピファニー(牡6、宮田敬介厩舎)

昨年の小倉大賞典の覇者・エピファニーは連覇を狙って今年も参戦。1000m通過57秒2のハイペースを中団前目から追走し、4コーナーで馬群を捌き、直線外に出して伸びて快勝と強い勝ちっぷりでした。低調なメンバーで展開にも恵まれてと色々噛み合った部分も大きいですが、今年も流れさえ向けば勝ち負けになりそうなメンバーレベルです。昨年は初戦で中山金杯を走っていますが、今年はチャレンジCから3ヶ月の休み明けと昨年より一戦少ないローテーションで臨みます。元々脚元に不安のある馬なので、状態面に関しても注視しておきたいところです。

シルトホルン(牡5、新開幸一厩舎)

小倉日経賞・2着から参戦するシルトホルン。オープン戦としてはスローペースで、これを好位から追走。後半4Fからのロングスパート戦となった中、直線は右にモタれながらも勝ち馬と0秒2差の2着に健闘しました。今回と同じ小倉2000mで高いパフォーマンスを見せたのは魅力で、適性面の不安はなし。重賞は未勝利ですが、G2・G3戦でも安定して好位につけることが出来る馬で、ここでも地力は上位。前走は休み明けで14kg増と大きく馬体を増やしてきたので、叩かれて良化傾向が見られるならさらに評価したい1頭です。