【京都牝馬S予想2023】ヴィクトリアマイルへ繋がる重要な一戦!ウォーターナビレラやウインシャーロットなど出走予定馬を考察

今週の阪神競馬の土曜メインは春の女王決定戦であるヴィクトリアマイルへ繋がる「京都牝馬ステークス」です。2016年にマイルから1400mへと変わったことで近年は様々な路線から馬が出走しており、難解なメンバー構成となることも多い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ウォーターナビレラ(牝4、武幸四郎厩舎)

昨年の桜花賞で2着に好走したウォーターナビレラ。前走の秋華賞では12着と大敗し、近3戦は二桁着順で連敗中と苦しい結果が続いています。ただ、クラシックを優先したローテーションだったため、久々に適距離で走れるここは巻き返しの期待十分でしょう。4ヶ月ぶりとなる今回は前走から一気に3Fの短縮となりますが、もともとマイルの桜花賞・2着、阪神JF・3着、1400mもファンタジーS・1着とマイル以下で結果を残しており、この距離でG3なら自力上位の存在となるでしょう。素質馬の復活に期待です。

ウインシャーロット(牝5、和田正一厩舎)

前走のターコイズSで2着に好走したウインシャーロット。前走は番手追走から差し・追い込みの展開を僅差の2着に好走と強い競馬を披露。スタートも上手く、安定して前目に付けられる先行脚質は大きな魅力です。クラスを上げながら10戦連続で連対中と安定感は抜群で、近走の充実ぶりは一目瞭然。前走も馬体重は14kg増えてましたが、2走前が休み明けで減っており、前走で回復してきたと見て良いでしょう。もともと崩れにくい馬ですし、叩き3戦目となるここも勝ち負け必至の1頭となりそうです。

ロータスランド(牝6、辻野泰之厩舎)

昨年の覇者ロータスランドは連覇を狙って今年も参戦。昨年は3ヶ月ぶりの実戦で18kgの馬体増で臨んで快勝しましたが、今年は前走阪神C・9着を挟んで参戦。前走は厳しいペースにやられただけで、見限るのは早計でしょう。近走は馬券に絡めていませんが、着差自体はそこまで開いていません。高松宮記念でも惜しい2着に入り、G1でも通用する力は示している馬です。牝馬限定のG3と一気に相手が楽になるここは上位の存在と見て良いでしょう。5勝を挙げているベスト舞台の阪神で、不振からの脱却を目論みます。