【JRA京都記念2025予想】大阪杯やドバイへ向けた始動戦!ソールオリエンスやチェルヴィニアなど出走予定馬を考察

京都競馬の日曜メインは大阪杯やドバイなど国内外のG1前哨戦として注目されている「京都記念」です。芝中長距離路線のチャンピオン候補が集結するハイレベルなG2で、今年も例年同様、国内外の大舞台へ向けてのステップとして数多くの有力馬が集結しました。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ソールオリエンス(牡5、手塚貴久厩舎)

ジャパンC・14着から参戦するソールオリエンス。外枠から果敢に出して2番手につけるも、スローからの瞬発力勝負となり、力を出せずに敗退しました。京都コースは同じ2200mの宝塚記念で昨年2着に好走、一昨年は3000mの菊花賞でも3着と適性は十分。得意舞台で巻き返しを果たしたいところですが、決して器用なタイプではないだけに、枠や馬場次第で評価も変わりそうです。2023年の有馬記念・8着ぶりに同馬の手綱を握る川田将雅騎手とのコンビで復権を狙います。

チェルヴィニア(牝4、木村哲也厩舎)

ジャパンC・4着から参戦するチェルヴィニア。好位追走から一旦ポジションを下げるも、勝負どころで再度進出していき、4着争いを征しての3着入線。大きなミスはなく、スローからの瞬発力勝負では分が悪かったというだけでしょう。前からでも控えても競馬ができる自在性の効くタイプですが、好位か中団あたりからの差しが最も強い印象です。道中のペースはそこそこ流れた方が良さそうで、今回もメンバーの脚質や枠から予想される展開をしっかりと見極めて取捨を判断したい1頭です。

プラダリア(牡6、池添学厩舎)

昨年の京都記念の覇者、プラダリアは連覇を狙って今年も参戦。昨年は中団前目から追走すると、直線では外へ出していき、迫るべラジオオペラの猛追を突き放して快勝する強い内容で快勝しました。その後は大阪杯・6着、宝塚記念・4着、前走の香港ヴァーズで11着と果敢にG1に挑戦するも結果を出せず、今年も得意の京都記念から始動して復権を狙います。京都コースは2023年の京都大賞典と2024年の京都記念を制しており、相性の良い舞台。前走の香港ヴァーズは全く力を出せずに敗退しましたが、得意コースで巻き返せるかに注目です。