【マイルチャンピオンシップ予想2023】秋のマイル王決定戦!セリフォスやシュネルマイスターなど出走予定馬を考察

いよいよ秋のマイル王者を決める一戦「マイルCS」が開催です。クラシック路線を戦ってきた3歳馬や、マイルやスプリント路線の活躍馬の参戦など、例年多彩なメンバーが揃う一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

セリフォス(牡4、中内田充厩舎)

昨年のマイルCSの覇者、セリフォスは連覇を狙って今年も参戦。今年初戦は初の海外遠征となったドバイターフに出走し5着に敗退。海外明けの前走安田記念では2着に好走し、国内マイル戦でしっかりと巻き返してきました。夏負けの影響で予定していた富士Sは使えませんでしたが、その後順調に調整され今回は待望の復帰戦となります。昨年は後方から上がり最速33秒0の脚で差し切る強い勝ちっぷりで快勝しましたが、阪神開催だった昨年と違い、今年は本来の京都コースで開催。下り坂を生かした得意のロングスパートが決まる展開となれば、連覇の可能性も十分あるでしょう。

シュネルマイスター(牡5、手塚貴久厩舎)

今年で三度目の参戦となるシュネルマイスター。2021年のNHKマイルC優勝以来、なかなかG1タイトルに手が届きませんが、今年のマイラーズCを快勝し、安田記念・3着、前走の毎日王冠でも3着と全く力は衰えていません。京都でのマイルCSは今年が初となりますが、今年4月のマイラーズCでは京都マイルを上がり32秒9の脚で差し切って快勝しており、適性は証明済み。前走の毎日王冠ではスローペースの中、前が壁になり態勢を立て直すロスがありながらも3着に食い込んでと、秋初戦から良い末脚を使えています。叩き2戦目のここで本領発揮し、G1・2勝目を果たせられるかに注目です。

ソウルラッシュ(牡5、池江泰寿厩舎)

昨年4着の雪辱を果たすべく今年も参戦するソウルラッシュ。前走の京成杯オータムハンデではトップハンデの59kgを背負いながらも、好位から抜け出して差し切る強い勝ちっぷりで重賞2勝目を達成。昨年は追い比べで遅れを取って4着までと善戦止まりでしたが、坂の下りが使える京都コースでの開催となる今年は見せ場を作ってくれるのではないでしょうか。京都マイルで開催されたマイラーズCでは中団前目から伸びて3着と京都で力を発揮できており、今回も期待は十分。G2、G3戦での勝ち負けは定番ですが、G1では昨年のマイルCS・4着が最高順位。良い弾みを付けて臨めるここでG1初Vとなるかに注目です。