【中山記念2024予想】豪華メンバーのスーパーG2!ソールオリエンスやヒシイグアスなど出走予定馬を考察

中山競馬の開幕週を飾るのは「中山記念」です。G1を目指す馬たちが集うレベルの高い一戦で、“スーパーG2”と呼ばれることもある格式の高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ソールオリエンス(牡4、手塚貴久厩舎)

前走の有馬記念・8着から巻き返しを狙うソールオリエンス。京成杯、皐月賞と重賞を連勝してクラシック一冠目を制した素質馬で、日本ダービー・2着、セントライト記念・2着、菊花賞・3着とクラシックで圧倒的な活躍ぶりを見せてくれました。前走の有馬記念・8着は直線で窮屈になってしまった影響もあり、展開も向きませんでした。一気に距離が短縮される今回はパフォーマンスも上がってくる可能性は高そうですし、相手の格も落ちる今回は巻き返しの期待十分でしょう。

ヒシイグアス(牡8、堀宣行厩舎)

前走の香港C・3着から参戦するヒシイグアス。2021年と昨年2023年の中山記念の覇者で、3度目のVを狙っての参戦となります。昨年は道中中団から追走し、勝負所で好位群の直後につけて外へ出され、そこから上がり最速34秒6の脚でもうひと伸びして快勝と強い勝ちっぷりでした。今年は海外帰りの休み明けとなりますが、昨年は8ヶ月ぶりの実戦でしたし、海外帰り初戦の大阪杯でも4着に好走しており、いきなり好走できるタイプ。中山コースは【5-2-0-1】と相性は抜群で、このレースの勝ち方は誰よりも知っている馬です。史上初の中山記念3勝目を果たせるかに期待と注目が集まります。

ジオグリフ(牡5、木村哲也厩舎)

チャンピオンズC・15着から巻き返しを狙うジオグリフ。2022年の皐月賞勝利以降、勝ち星から遠ざかっていますが、昨年はサウジCで4着に善戦するなどまだまだ能力は高い。ダートや2000m以上のレースなど、これまで適性の低いレースで使われてきたという印象もあり、芝1800mはようやく力を発揮できそうな条件です。中山コースも久々となりますが、皐月賞の競馬ぶりを見る限り問題はなし。世界でただ一頭イクイノックスを直線で交わした馬の真の実力を、ここで発揮してくれるはずです。