【デイリー杯クイーンC予想2024】牝馬クラシックへと繋がる一戦!サフィラやクイーンズウォークなど出走予定馬を考察

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東京競馬の土曜メインは3歳牝馬が飛躍する一戦「クイーンC」です。舞台が東京マイルという事で、同じ距離の桜花賞を意識した馬の出走が多く、オークスなど牝馬クラシックへと繋がるレースとして注目度が高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

サフィラ(牝3、池添学厩舎)

阪神JF・4着から参戦するサフィラ。上位3頭にやや離されはしたものの、乗り難しい外枠に泣かされた部分もあり、悲観する必要のない競馬でした。2走前のアルテミスSでは中団追走から直線は外目から上がって上がり2位の脚で2着と、東京コースでのパフォーマンスは高め。この時の4着馬はエルフィンSを勝利、6着馬はフェアリーS・3着とハイレベルな一戦でもありました。2019年の朝日杯FSを制したサリオスの全妹にあたる良血馬で、この先もまだまだ楽しみな1頭。得意の東京マイルで巻き返しを果たせるかに注目です。

クイーンズウォーク(牝3、中内田充厩舎)

阪神1800mの未勝利戦を快勝したクイーンズウォーク。京都1800mのデビュー戦では勝ち馬のマイペース逃げを捉える事ができずに2着に敗れましたが、上がり最速33秒6の脚で3着以下は突き放しており、力は示しました。続く前走の未勝利戦では終始余裕の手応えで好位を追走し、直線は見せムチだけで抜け出し、上がり最速33秒7の脚で伸びて快勝と強い内容。最後は手綱を緩める余裕も見せており、直線の長い東京マイルなら高いパフォーマンスが期待できそうです。前走が520kgと馬格がありながらも太目感はなく、むしろ一度使われて実が入った印象です。距離が伸びて良さそうな気配もありますが、まずは東京マイルでどこまで通用するかに注目です。

アルセナール(牝3、木村哲也厩舎)

東京マイルのデビュー戦を快勝したアルセナール。道中は7番手から控えて追走し、直線ではなかなかギアが上がらず反応面で鈍さを見せましたが、ラスト1F過ぎで一気にエンジンがかかり、上がり最速34秒2の脚で差し切る強い競馬でした。トップギアに入るのに時間がかかるタイプなら、直線の長い東京コースは相性抜群。引き続きC.ルメール騎手が騎乗してくれる点も心強く、この馬の特性を理解した上での乗ってくれそうです。半姉にマイルCS勝ち馬のナミュール、アルテミスS勝ちのラヴェルがいる良血馬で、今後大舞台での活躍も期待したい1頭です。