【ラジオNIKKEI賞2020予想】3歳初のハンデ重賞!キメラヴェリテやルリアンなど出走予定馬を考察

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今週からは本格的に夏競馬が開催。今週から開幕する福島競馬の開幕を飾るのは3歳馬限定の「ラジオNIKKEI賞」です。3歳限定の重賞でただ一つのハンデ戦という珍しい条件の中、例年様々な路線から色んなメンバーが出走するため、メンバー構成もレースの予想も難解な一戦として知られております。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

キメラヴェリテ(牡3、中竹和也厩舎)

昨年は北海道2歳優駿を勝利するなどダート路線を主戦場としていたキメラヴェリテ。今年は芝へ転身し、若葉Sで2着に好走するなど芝適正の高さも示しました。皐月賞・17着、鳴尾記念・15着と重賞の壁にぶつかっていますが、3歳限定でメンバーの格が落ちるここなら好勝負は可能でしょう。

ルリアン(牡3、佐々木晶厩舎)

未勝利・1勝クラスと連勝中のルリアン。新馬戦では2着に好走するも、後に骨折が見つかり休養を余儀なくされました。復帰後の2戦は危なげのない完勝の内容で、2着に敗れた新馬戦も京都2歳Sを制して共同通信杯で4着に好走したマイラプソディを相手に0.1秒差に好走しており、重賞級の能力はあると言って良いでしょう。

パラスアテナ (牡3、高柳瑞樹厩舎)

前走のカーネーションCを快勝したパラスアテナ。道中は控えて直線で外から進出すると上がり最速33秒3の鋭い脚で差し切りました。レース前やゲート裏では気持ちが高ぶるところが見られましたが、レースではしっかり折り合っており、追ってからの手応も良い。福島も経験している点も好材料で、鞍上の武豊騎手も「能力がありそう」と評価が高い1頭です。

他にも、1勝クラスを2馬身半差をつけて逃げ切ったパンサラッサや、早苗賞を逃げ切り勝利したバビットなど、注目の3歳馬たちが揃いました。ラジオNIKKEI賞は7月5日(日)、福島競馬場の11Rで実施。発走時間は15時45分の予定。