【ローズS予想2020】秋華賞へ向けた重要トライアル!リアアメリアやデゼルなど出走予定馬を考察

秋華賞トライアルの3歳重賞「ローズステークス」がいよいよ中京競馬場で行われます。秋華賞の最重要レースということで集まるメンバーのレベルも高く、注目度は高い一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

リアアメリア(牝3、中内田充厩舎)

昨年10月、1.3倍の1番人気に推されたアルテミスSを難なく快勝したディープインパクト産駒のリアアメリア。阪神JFでも1.8倍の1番人気に推されましたが、まさかの6着敗退。今年初戦の桜花賞では巻き返しが期待されましたが、ここでも10着。前走のオークスでは4着と巻き返したものの、クラシックでは結果を残すことができませんでした。とは言え、オークスは勝ち馬と0.3秒差の4着と離されてはおらず、ここは能力上位。秋華賞へ向けても弾みを付けたいここは下手な競馬はしたくないところで、どれだけ成長したかも見ものです。

デゼル(牝3、友道康夫厩舎)

今年3月に阪神でデビューしたディープインパクト産駒のデゼル。2戦目のリステッド競走スイートピーSではスタートで接触する不利がありましたが、直線は大外から上がり最速32.5秒の末脚を使って快勝。続くオークスでは2番人気に推されるも、ラストは伸び切らずにまさかの11着敗退。中2週でいきなりレベルの高いクラスで初めての2400mでは厳しかった印象です。デビューして間もない馬でもあり、ひと息入ったここは成長力に期待。

クラヴァシュドール(牝3、中内田充厩舎)

昨年9月にデビューしたハーツクライ産駒のクラヴァシュドール。サウジアラビアRC・2着、阪神JF・3着、今年はチューリップ賞・2着、桜花賞・4着と、勝ちきれないまでもマイル重賞戦線で善戦し続けています。安定感のある馬で、前走のオークスでは距離延長と東京替わりはプラスに働きそうな気配がしていましたが、まさかの15着敗退。距離の適性や状態面の悪さなど様々な敗因の憶測が飛び交っていますが、負けすぎている内容だっただけに正確な敗因は不明。距離短縮でリフレッシュされたここは試金石の一戦となりそうです。