【ローズS予想2021】秋華賞へ向けた重要トライアル!アールドヴィーヴルやクールキャットなど出走予定馬を考察

記事「【ローズS予想2021】秋華賞へ向けた重要トライアル!アールドヴィーヴルやクールキャットなど出走予定馬を考察」のサムネイル画像

秋華賞トライアルの3歳重賞「ローズステークス」がいよいよ中京競馬場で行われます。秋華賞の最重要レースということで集まるメンバーのレベルも高く、注目度は高い一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。

アールドヴィーヴル(牝3、今野貞一厩舎)

今年2月のクイーンC・2着のアールドヴィーヴル。続く桜花賞とオークスではいずれも5着に善戦し、ラスト1冠に向けて秋はここから始動します。デビューからの3戦はマイル戦で、前走のオークスは4Fの距離延長でしたが、中団からジワジワと脚を伸ばして勝ち馬と0秒3差の5着と持ち味の末脚はしっかり出せています。マイルよりも長いところが合いそうな気配は桜花賞時からあり、前走から2F短縮の2000mならよりじっくり運んで末脚を生かせる可能性は高そうです。

クールキャット(牝3、奥村武厩舎)

2走前のフローラSを快勝し、重賞初制覇を果たしたクールキャット。続くオークスではハナに立って逃げるも、14着に大敗しました。予想外の逃げで残り2Fまで先頭を走っていましたが、ラスト300mから完全に脚色が怪しくなり、一気に後退。今回は仕切り直しの一戦となりますが、得意の左回りで距離短縮の2000m、鞍上も同馬のキャリア全2勝で手綱を握っているC.ルメール騎手なら、巻き返してくる可能性は高そうです。

タガノパッション(牝3、鮫島一歩厩舎)

スイートピーSを快勝してオークス4着のタガノパッション。前走のオークスは上がり最速で追い込んで勝ち馬と0秒3差の4着と大健闘。中京は初となりますが、東京の近2戦を見る限り心配はなさそうです。前走は中2週という厳しいローテーションにも関わらず、見せ場充分の走りを披露しました。やや強行気味だった前走と比べて今回はゆったりと間隔があるので、ひと夏を越した成長も含めて期待度の高い1頭です。