【サウジアラビアRC予想2022】2歳戦屈指の出世レース!ノッキングポイントやドルチェモアなど出走予定馬を考察

記事「【サウジアラビアRC予想2022】2歳戦屈指の出世レース!ノッキングポイントやドルチェモアなど出走予定馬を考察」のサムネイル画像

今年で重賞として第7回目の開催となる「サウジアラビアロイヤルカップ」。重賞昇格になってまだ歴は浅いですが、昨年3着のスタニングローズはオークスで2着、20年の勝ち馬は皐月賞とダービーで3着のステラヴェローチェ、その前の勝ち馬も後のクラシックで活躍したサリオス、18年はG1・5勝のグランアレグリアなど名馬を数多く輩出しており注目度の高いレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ノッキングポイント(牡2、木村哲也厩舎)

東京マイルの新馬戦を快勝したノッキングポイント。好スタートを決めて緩やかなペースで折り合うと、ラストは33秒2の決め手で突き抜けて3馬身差の完勝。走破時計は1分35秒3と優秀で、ラスト3Fは11.4-11.2-11.1という好ラップで初戦から高いパフォーマンスを見せてきました。父はG1・4勝のモーリス、母は早い時期からマイルで活躍してきたチェッキーノと、マイル適性の高さが見込める血統。ひと夏を超えての成長も楽しみな1頭です。

ドルチェモア(牡2、須貝尚介厩舎)

札幌1500mの新馬戦を快勝したドルチェモア。レースはスピードの違いでハナに立ち速いペースで逃げていき、直線でも反応良く伸びてそのまま後続を突き放して3馬身差の快勝を果たしました。桜花賞馬のアユサンを母に持つルーラーシップ産駒で、余力残しで勝ちきった競馬ぶりからもマイル適性は十分。癖もなさそうで気性面も問題なし。凱旋門賞帰りの横山和生騎手とのコンビで重賞初制覇を狙います。

シルヴァーデューク(牡2、西村真幸厩舎)

新潟1800mの未勝利戦を快勝したシルヴァーデューク。小倉1800mで行われた新馬戦は後方からの競馬で直線もやや反応が遅れての3着でしたが、続く未勝利戦では好位3番手からの先行策で直線も鋭く反応して抜け出して快勝と、大きな変わり身を見せてきました。直線の長い新潟コースへ替わった点もプラスとなった可能性が高く、同じく左回りで直線が長い東京コースなら引き続き高いパフォーマンスが期待できそうです。シルバーステート産駒初の重賞馬となるかに注目です。