【シルクロードS予想2020】高松宮記念へのステップ第1弾!モズスーパーフレアやレッドアンシェルなど出走予定馬を考察

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京都1200m芝のハンデ戦で行われる重賞「シルクロードS」がいよいよ開催です。短距離ハンデ重賞という難解な条件ですが、春のスプリントG1高松宮記念に繋がる一戦ということで見逃せない一戦です。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

モズスーパーフレア(牝5、音無秀孝厩舎)

秋のスプリントG1スプリンターズSでは逃げて2着に粘ったモズスーパーフレア。G1級の能力の高さはありますが、前走の京阪杯では1番人気に推されるも8着に敗退。まずこの馬は高速馬場の方が向くのと、小回りで急坂がある中山あたりがコース適性が高いです。3コーナー手前に坂があり、直線が平坦な京都はあまり合う印象がありません。とは言えこの馬の二の脚は天下一品、展開を予想する上で非常に重要な馬であり、粘れる力もある以上あまり無視はしたくない1頭でもあります。

レッドアンシェル(牡6、庄野靖志厩舎)

昨年6月のCBC賞を勝利し、重賞初勝利を果たしたレッドアンシェル。しかしその後脚部不安を発症したため、昨秋は全休となりました。今回は約7カ月ぶりの実践となりますが、昨年12月20日には栗東トレセンへ帰厩し調整されてきました。休養に入る前は6戦連続で馬券に絡んでおり、特に京都コースは【2-1-2-0】で馬券圏内率は100%と得意な舞台です。CBC賞を見る限り力の要る馬場は合っており、今の京都は合いそうです。あとは力の出せる仕上がりなら。

ディアンドル(牝4、奥村豊厩舎)

古馬初対戦の北九州記念で2着に好走したディアンドル。スプリンターズSでは追走に苦労し3~4コーナーで後退、そのまま伸びることなく13着に敗退しました。今回は相手関係も楽になり、京都の1200mも昨年新設重賞として施行された葵Sで勝利しており、巻き返しをはかるには絶好の舞台です。鞍上は藤岡祐介騎手から池添健一騎手へと乗り替わり。1週前追い切りでは池添騎手を背に坂路で追い切られ、馬なりで4F52.4-1F12.0の好時計をマーク。道中抑えるのに苦労するくらい行っぷりは良く、状態は良さそうです。高松宮記念へ向けて弾みを付けれるか、注目です。

他にも、北九州記念の勝ち馬でスプリンターズS・6着のダイメイプリンセスや、タンザナイトSでナックビーナスを交わして勝利したジョイフルなど、スプリント界の有力馬たちが集まりました。シルクロードSは2月2日(日)に、京都競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時35分の予定。