【スプリンターズS予想2022】秋のG1戦線がいよいよ開幕！メイケイエールやナムラクレアなど出走予定馬を考察

いよいよ秋のG1シーズン開幕戦となる「スプリンターズS」が開催です。3歳から古豪まで幅広い年齢層から優勝馬が出ている秋のスプリント王決定戦。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

メイケイエール（牝4、武英智厩舎）

昨年の4着馬メイケイエールは、昨年の雪辱を果たすべく今年も参戦。昨年のチューリップ賞でロデオのような掛かりっぷりを見せたことで気性難のイメージが強いですが、2走前のスプリングCは比較的コントロールが利いた走りを見せて快勝し、前走のセントウルSも道中折り合ってレコードで快勝と、気性面の成長を見せています。馬体重も前走がデビュー以来最高馬体重となる484kgとスプリンターらしい馬格に仕上がっており、いよいよ本格化してきた気配です。重賞6勝の実績が光る実力馬ですが、G1は惜敗続き。ここを制して悲願を果たしたいところです。

ナムラクレア（牝3、長谷川浩厩舎）

2走前の函館スプリントSで1着、前走の北九州記念で3着に好走し、サマースプリントシリーズの王者に輝いたナムラクレア。前走の北九州記念は進路取りがスムーズに行かずに脚を余すかたちになってしまいましたが、進路を探しながら3着は強い内容。中山コースは初となりますが、タフな馬場も対応できますし、あの脚力なら最後の坂も間違いなくこなせるでしょう。前走で上手く馬を導けなかった浜中騎手にとっても、ここを制して名誉挽回といきたいところ。相手は強化されますがスプリント戦では安定感があり、良いところを通せればここでも勝ち負けでしょう。

シュネルマイスター（牡4、手塚貴久厩舎）

マイルG1戦線で活躍してきたシュネルマイスター。初のスプリント戦となりますが、スプリンターらしい馬格があり、前走の安田記念・2着もラストはやや脚も上がり気味でしたので、スプリンターとしてのポテンシャルは高そうな気配です。中山コースは久々ですが、馬なりのまま1勝クラスのひいらぎ賞を快勝しており、弥生賞・2着の好走ぶりからも、コース適性は問題なし。初のスプリント戦がG1とハードルは高めですが、能力だけなら上位。国内では複勝圏内を外しておらず、あっさり勝ち切るということも十分あり得るでしょう。