【帝王賞2022予想】上半期の砂の王者決定戦!テーオーケインズやオメガパフュームなど出走予定馬を考察

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上半期の砂の王者を決める「帝王賞」がいよいよ大井競馬場で開催されます。ダート中距離路線の馬たちにとって、上半期の最大目標となるダートグレード競走ということで、毎年国内トップクラスのダートG1馬が集まる一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

テーオーケインズ(牡5、高柳大輔厩舎)

昨年の覇者、テーオーケインズは連覇を狙って今年も参戦。12月のチャンピオンズCも快勝し、中央G1も制覇。今年は初戦のサウジCこそ8着に敗れましたが、帰国後の平安Sは59kgのトップハンデを背負いながら2馬身半差をつけてあっさり快勝。国内の中距離ダート重賞戦線では常に勝ち負けする1頭です。昨年の帝王賞も2着馬に3馬身差をつけて圧勝しており、大井の舞台も問題なし。連覇を果たして昨年の最優秀ダート馬の地位を確固たる物にできるかに注目です。

オメガパフューム(牡7、安田翔伍厩舎)

昨年5着のオメガパフューム。敗れはしたものの、2019年の覇者で2020年も2着と、同レースとの相性は抜群です。また、年末の東京大賞典を快勝し4連覇という大偉業を成し遂げており、大井の2000mはベスト舞台。引退して今年から種牡馬入りする予定でしたが、一転して現役続行を表明。今年で7歳になりますが、初戦のアンタレスSでも59kgのトップハンデをものともせず見事な差し切り勝ちを果たしており、馬も現役続行の意欲十分といった具合です。得意舞台で昨年の雪辱を果たせるかに注目です。

チュウワウィザード(牡7、大久保龍志厩舎)

昨年6着のチュウワウィザード。この2年で大きく崩れたのは昨年の帝王賞・6着とサウジCの9着だけで、国内外のG1を13戦して11戦が馬券圏内と安定感は抜群です。前走は2度目の海外遠征となったドバイWCで3着に好走しており、海外遠征も慣れたもの。コース・馬場を問わずに堅実に伸びる末脚は大きな魅力です。帰国後初戦となりますが、2週前には重馬場の栗東ウッドでラスト1F11.5としまいの時計も出してきており、疲れもなく順調に乗り込まれている様子。昨年は同レース6着後に骨折が判明しましたが、復帰してからも順調に高いパフォーマンスを発揮しており、引き続き好調なら崩すれることはないように思えます。