【東海ステークス2023予想】G1フェブラリーSへの重要ステップ!ハギノアレグリアスやクリノドラゴンなど出走予定馬を考察

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中京競馬の日曜メインはフェブラリーステークスへと繋がるダートG2「東海ステークス」です。ダートG1へのステップレースということもあり、集まるメンバーにも注目が集まります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ハギノアレグリアス(牡6、四位洋文厩舎)

前走のみやこS・2着から参戦するハギノアレグリアス。先行勢には厳しい流れの差し決着という中で、先団に取り付いてアタマ差の2着は負けて強しと言えるでしょう。また、勝負どころで動けず出すタイミングがやや遅れたので、ロスがなければ勝ちきっていたとも思える内容です。重賞初挑戦ながらもすでに重賞級の力があることは証明済み。中京コースも2戦2勝と好成績で、長い直線コースへ変わる今回は十分に力を発揮できるでしょう。3歳時には能力を見せつけるような勝ちっぷりで3連勝を挙げたものの、屈腱炎が判明して痛恨の戦線離脱。約1年8ヶ月の休養を経て昨年6月に復帰してからは順調にパフォーマンスを上げており、重賞初制覇も時間の問題に思えます。

クリノドラゴン(牡5、大橋勇樹厩舎)

前走の浦和記念を快勝し、重賞初制覇を果たしたクリノドラゴン。雨で水が浮く不良馬場でかなりのハイペースと好条件が重なった恩恵もありますが、後方から一気に捲って後続を突き放す完勝劇でこの好機をしっかり捉えたのはお見事。3走前のシリウスSで4着、2走前のJBCクラシックでも4着とダート中距離戦線では常に上位争いを演じてくれる1頭です。その3戦はいずれもメンバー最速の上がりをマークしており、安定して伸びてくる末脚は魅力。また、近3戦は左回りで好走している点も好材料で、中京の1800mは絶好の条件と言えるでしょう。

オーヴェルニュ(牡7、西村真幸厩舎)

2021年の同レースの覇者で、昨年2着のオーヴェルニュは今年三度目の参戦。前走のチャンピオンズCでは9着に敗れはしたものの、勝ち馬とのタイム差は0秒7差と大きくは負けておらず、この条件は良く走る1頭です。2走前のJBC2クラシック・6着も、内で砂を被ってしまったことや2000mの距離で序盤から脚を使ってしまうなど噛み合わずの敗退。7歳という年齢で衰えも懸念したくなりますが、力を発揮しやすい中京1800mの舞台なら巻き返しは十分可能。前走も在厩3戦目で苦しいところがあったのなら、短期放牧を挟んだ今回はパフォーマンスも上がってくるでしょう。