牝馬8頭出走のCBC賞:サインは”なでしこ”?

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今ちまたを騒がしている話題の一つに、なでしこJAPANワールドカップ連覇への挑戦があります。

今年の上半期を振り返ってみると牝馬活躍の話題が多かったようにも思います。

ラキシスが産経大阪杯でキズナ、スピルバーグ、ロゴタイプなどを、ルージュバックはポルトドートウィユ、アッシュゴールドといった良血牡馬をそれぞれ抑え見事に優勝。

宝塚記念では16頭中5頭の牝馬が優勝は逃したものの2, 3, 5, 6, 8着と上位を牝馬で塗り固めました。

なでしこジャパンとの共通点

牝馬が多い中なでしこジャパンとの共通点を探ってみました。真っ先に目につくのがやはりホウライアキコ。なでしこにアキコさんはいないものか・・・いない。以前のなでしこジャパンには須藤安紀子がいたようですが、現在は引退している模様。これでは少し弱い。

その他の共通点と言えば調教師と共通の苗字を持つ鮫島選手という方がいらっしゃいました。鮫島厩舎からは今回タガノブルグ(牡4・父ヨハネスブルグ・母スペシャルディナー)とマコトナワラタナ(牝6・父ファルブラヴ・母マコトキンラン)の2頭が出走。ここはもちろん牝馬であるマコトナワラタナに注目をしたいところです。

マコトナワラタナ

中々にタイプのしづらいマコトナワラタナですが、冠名のマコト+ナワラタナというのはスリランカのお守りで9つの宝石を散りばめたもので、ナワ(=9つの)ラタナ(=宝)という意味だそうです。

父のファルブラヴは外国馬ですが2002年のジャパンカップを勝っているのでご存じの方も多いのではないでしょうか。代表的な産駒にワンカラット、エーシンヴァーゴウ、母の父としてはハープスターが有名です。

奇しくも3頭とも牝馬と、もしかしたら牝馬が活躍する類の血統なのかもしれないですね。

マコトナワラタナ自身は未だ重賞勝ち鞍はありませんが、優勝した5レースは全て芝1,200mと距離適性にも恵まれているようです。

まともに見れば倍率は低いですがサインの後押しもあり一つ絡めてみてもよい馬券ですね。