【中京記念2018予想】最終追い切り情報と評価

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夏の中京競馬のハンデ重賞「中京記念」が今週末に開催される。夏競馬は「格より調子」と言われているように、馬の直近の状態が馬券の鍵を握ると言ってもいいだろう。各馬最終追い切りを終えたということで今回は有力馬5頭の最終追い切りの情報と評価を記していきたいと思う。

グレーターロンドン

18日、南Wで3頭併せで先着。馬場は良で5F67.3-50.7-36.8-12.4秒(馬なり)。1週前も南Wで6F80.4-66.1-50.9-36.7-12.4秒(強め)と好時計。先週は田辺裕信騎手が跨がり、最終では助手が跨った。

前走のスプリングCも2走前のダービー卿CTの時も好時計をマークしており、もともと追い切りは走るタイプ。良い状態をキープしている印象があるが、今回は初の中京コースに初の夏場、初の輸送と初めて尽くし。当日まで状態は慎重に見極めたい。

ウインガニオン

18日に栗坂で単走、助手が騎乗。馬場は良で4F51.8-36.8-24.3-12.4秒(強め)。1週前も栗販で4F52.6-37.5-24.6-12.4秒(一杯)と好時計。時計もだが、先週よりも動きと反応は良化している印象。

昨年の覇者のウインガニオン。昨年の最終追い切りも時計は良かったが、合図が出ても反応がイマイチだった。内容的には昨年以上と言って良さそうだ。夏は得意で良い状態をキープしている。

ワントゥワン

18日に栗Pで2頭併せクビ差先着、助手が騎乗。馬場は良で5F65.6-50.1-36.1-11.4秒(一杯)。1週前は栗坂で4F54.6-39.9-25.5-12.5秒(一杯)。

最終はポリトラックで一杯に追われたが、時計の早さとしてはもう一つ。最終追いでポリトラックを走るのは過去にも何度かあるのでそこまで気にしなくて良さそうだが、内容的には僚馬の方が勢いがあるように見えた。悪いところは見当たらないが、オープン入りを果たした1600万時と比較すると大人しかった印象。

ロジクライ

18日に栗坂で単走、浜中俊騎手が騎乗した。馬場は良で4F56.2-41.1-26.7-12.7秒(馬なり)。1週前には4F49.8-36.1-23.9-12.1秒とかなり良い時計を叩き出しており、最終で馬なり調整。

1週前でビッシリとやり、最終で軽めという調教は毎度のこと。元々調教は動く馬で、変わりないことからも今回も調整過程は悪くなさそうだ。

スマートオーディン

18日に栗坂で2頭併せ併入、松山弘平騎手が騎乗した。馬場は良で4F52.7-38.7-24.6-11.9秒(仕掛け)。1週前は4F52.2-38.1-24.2-12.1秒とこちらも好時計。

1週前から急上昇したというわけではないが、軽く仕掛けて11.9秒は好反応。長期休養明けを使われ一気に上昇したよう。