【ホープフルS予想2019】ポイントは“中山適性”か

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2019年も気づけばあと数日。2019年を気持ちよく締め、2020年の競馬ライフを気持ちよくスタートさせるためにも、中央を締めくくるラストG1の「ホープフルステークス」は是非とも的中させたいところです。

G1へ昇格する前から堅実決着傾向が強い同レースですが、やはり今年も堅実か?と思わせるような強い馬が上位人気に揃っております。

中でも有力視しているのは、「ワーケア」です。デビュー戦と前走の内容はもう1頭の有力馬のコントレイルも非常に良かったのですが、今回は重馬場で高いパフォーマンスを披露したワーケアの方を評価したいと思います。

新馬戦は中団待機から緩やかなペースの中でじっくり構え、直線では大外から豪快に差し切り2着馬に2馬身半差付けて快勝しました。続くアイビーステークスは約4ヶ月ぶりの休み明けでしたが、中団から進めて直線では持ったままの手応えで前を捉えると、軽く追われて抜け出し後続に3馬身差を付けて快勝。

稍重の新馬戦と重馬場のアイビーステークスをいずれも最速の脚を出して快勝しておりますし、前走では直線で手前を何度も替えておりまだまだ全力を出していない様子でした。良馬場ならどこまで速いのかという期待もありますし、先週に続きパワータイプに適性が振れそうなタフな馬場となる可能性も高いので、高速馬場の実績しかないコントレイルよりはワーケアの方が今の中山は合いそうなイメージです。

2頭目の注目馬は「オーソリティ」です。この馬を選んだのも中山のコース適正を見込んでです。

実際オーソリティはすでに前走の芙蓉ステークスで中山の2000mを経験しており、上がり最速33秒3の脚で快勝しております。レースは中団から4コーナーで前を捉え、直線は余裕を持って抜け出し2馬身半差を付けてゴールするという内容でした。新馬戦は好位から抜け出してクビ差で勝つという僅差の決着でしたが、前半1000mを65.8秒と超がつくスローペースの中で馬群の真ん中でもじっくりと折り合うことが出来ており、直線も最後は詰められましたがノーステッキで追われており、着差以上に余裕がありました。

父オルフェーヴル、母父シンボリクリスエスと血統的にも中山は合いそうですし、父と違って操縦性は良さそうで、池添騎手とコンビを組んでいるあたりもロマンがあります。

ワーケアもオーソリティも上位人気に推されるとは思いますが、ホープフルSは傾向的にも波乱度は少ないレースです。ここは点数を絞って厚く買う買い方でキッチリ回収したいと思います。