【JRA】ダノンザキッドが引退、種牡馬入り

12月10日に香港のシャティン競馬場で開催された香港マイルで12着だったダノンザキッド(牡5、安田隆行厩舎)が、22日に競走馬登録を抹消し、現役を引退する予定であることが明らかになった。21日、同馬を管理する安田調教師が明かした。今後は北海道新冠町のビッグレッドファームで種牡馬となる予定。

ダノンザキッドは2020年6月にデビュー。2戦目の東京スポーツ杯2歳Sを制し重賞初制覇を果たすと、続くホープフルSを制し、G1初制覇を達成。その後も2021年の弥生賞・3着、同年のマイルCS・3着と3歳時も活躍。古馬となってからも2022年のマイルCS・2着、同年の香港C・2着、今年2023年の大阪杯でも3着と勝ちきれないながらも国内外のG1戦線で活躍した。秋もマイルCS・5着など善戦したが、前走の香港マイルC・12着がラストランとなった。

ダノンザキッドは父ジャスタウェイ、母エピックラヴ、母父Dansiliという血統。通算19戦3勝。ダノンザキッド号、お疲れさまでした。