【函館記念2022予想】好相性の“巴賞組”でオススメの穴馬とは?

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先日公開した過去のデータと傾向でも述べているように、ほぼ毎年穴馬が絡む波乱傾向の強い函館記念。また、3~4コーナーの下り坂に加えて短い直線というコース形態から後方一手の馬には厳しく、先行勢が活躍しやすいレースとしても有名です。

ある程度先行力がある馬から選出するとなれば、狙ってみたいのはギベオンです。

昨年重馬場の金鯱賞を逃げ切った馬で、連覇を狙った今年は好位から粘って5着に善戦。秋から調子を落としていましたが、先月の鳴尾記念も3番手追走から4着善戦と、春は復調気配を見せています。

前走宝塚記念はさすがに相手が強すぎて10着大敗でしたが、上昇気配を見せてきた中でローカルG3の条件なら完全復活も期待したくなります。

7歳にして初の北海道挑戦となりますが、基本的にはタフな馬場が得意なパワータイプで、上がりのかかる展開でパフォーマンスを上げてくる馬。上がりのかかる展開で強い先行馬が好走傾向にある函館記念は合うと見ています。ということで本命はギベオンです。

続いて相手ですが、波乱必至の一戦ということで、今回はオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。その馬は、8歳馬のベテラン、ウインイクシードです。

札幌のワールドオールスターJ勝ち、TVh賞・3着など、洋芝の実績は豊富な1頭で、前目につけてしぶとく粘るタイプです。

前走の巴賞は好位の内から伸びて4着。ラスト1Fで先頭に立つ見せ場を作るも、100mあたりで甘くなっての4着という内容でした。休み明けの分で伸びなかったと見れば、使われて次はパフォーマンスを上げてくる可能性は十分。

中1週での出走となりますが、間隔の詰まったローテーションで戦績が良い馬ですし、8歳ながらも戦績と臨戦過程は順調です。

巴賞組は過去10年で6頭が連対とデータ的にも“買い”ですし、洋芝適性の高さ、先行力、臨戦過程の順調ぶりからも、おさえは必須の1頭であると感じます。

ということで今年の函館記念は本命ギベオン、穴馬にはウインイクシードを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。