JRAマーメイドS（2021）の穴馬は軽ハンデの逃げ馬！

先日公開したデータと傾向の記事でも話したように、かなり波乱傾向が強いマーメイドS。今年もどの馬が勝ってもおかしくない難解なメンバーが揃いました。

このレースで毎年決まって狙っているのが、軽ハンデの差し馬です。坂のある阪神らしく上がりの速い馬が強く、キッチリ届いて差し切るパターンが多いのがこのレースの特徴です。

上がり要素が強く、ハンデの軽い馬から、となれば狙いたのはイズジョーノキセキです

まだ条件馬の身ではありますが、3歳時にはG2のチューリップ賞・4着、リステッドの忘れな草賞・2着と後にクラシックで馬券になった馬と好勝負を演じており、素質の高さは十分ある馬です。

前走は同条件の阪神2000mの京橋Sを、斤量55kgでメンバー最速の上がりでハナ差の2着に好走。阪神の2000mはこれまで3戦して2着1回、3着1回で複勝率は100％と好成績です。相性の良い舞台でハンデ52kgで臨めるここは、勝ち負けできる絶好の条件と言ってよいでしょう。ということで本命はイズジョーノキセキです。

続いて相手ですが、買い目は広めに穴馬をフォローする予定なので、今回はその中でもオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。その馬はシャムロックヒルです。

今年は逃げ馬候補が少なく、この馬が逃げ馬の最有力候補となりそうです。前述した上がりの速さはありませんが、逃げ馬不在の中、50kgという軽ハンデで臨める点は好材料です。前走の寿Sは14着に大敗しましたが、キャリア3勝が全て右回りであることから左回りが敗因であった可能性は高そうです。得意の右回りでハンデ50kg、競ってくる相手もいなそうな今回は残してくる可能性は十分ということで、絶対におさえておきたいと思います。

ということで今年のマーメイドSは本命イズジョーノキセキ、穴馬にシャムロックヒルを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。