ファインニードル引退、種牡馬に

2018年のスプリンターズSを優勝したファインニードル(牡6、高橋義忠厩舎)が、9日付けで競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。9日、JRAが公式ホームページで発表した。今後は北海道沙流郡日高町のダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで種牡馬となる予定となっている。

ファインニードルは2015年9月に阪神でデビューし、2017年のセントウルSを制し重賞初制覇を達成。昨年は初戦のシルクロードSを制すと、続く高松宮記念を優勝してG1初制覇を達成。さらに秋のスプリンターズSも制し、史上5頭目となる同一年のスプリントG1春秋制覇を成し遂げた。他にも、セントウルSを優勝し連覇を果たすなど、スプリント路線で活躍した。

ファインニードルは父アドマイヤムーン、母ニードルクラフト、母父Mark of Esteemという血統。通算成績は28戦10勝、うち重賞は5勝。ファインニードル号、お疲れ様でした。