的場文男騎手、地方競馬通算7152勝目達成!ついに最多勝利記録更新

12日、大井競馬第5レースに出走した1番人気のシルヴェーヌ(牝3、櫻木英喜厩舎)が優勝し、これにより同馬に騎乗していた的場文男騎手は地方競馬通算7152勝目を達成した(中央、海外の勝利数を除く)。

地方競馬の最多勝利記録は、“川崎の鉄人”の異名を持つ佐々木竹見元騎手の7151勝が最高記録であったが、的場騎手によってついに記録が更新された。

レース後は、ファンの前で大井競馬場正門付近に設置された勝利数をカウントする“マトメーター”に数字を入れ、「皆さんのおかげで日本一の記録が取れて感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを話した。

大井競馬で年間最多勝を21回もマークし、昨年は地方競馬の最高齢重賞勝利記録を61歳3ヶ月で更新。これまで数々の記録を更新しつづけてきた“大井の帝王”は、ついに日本で一番勝っている騎手となった。

中央競馬の通算最多勝利は武豊騎手の3989勝。海外では、米国のR.ベイズ元騎手が通算12844勝を挙げており、世界一の通算勝利数記録を持つ。