【JRA】ジャンダルムが急死、左トモ脚の大腿骨骨折発症し予後不良
2023年より北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬として繋養されていたジャンダルムが、24日に急死したことが明らかになった。左トモ脚の大腿骨骨折を発症し予後不良と診断され、安楽死措置が取られたとのこと。25日、JRAが公式ホームページで発表した。10歳だった。
ジャンダルムは2017年9月にデビュー。2戦目のデイリー杯2歳Sを快勝し、重賞初制覇を果たすと、続くホープフルSでも2着に好走。その後は長らくオープン・重賞戦線で活躍したが、勝ち星から遠ざかっていた。晩年は距離を短縮してスプリント路線へシフトし、2022年の7歳時にはオーシャンS快勝し、約4年半ぶりに重賞を制した。同年のスプリンターズSでは8番人気の低評価を覆して勝利し、悲願のG1初制覇も達成。母ビリーヴも2002年に同レースを制しており、母子制覇を果たした。
その後香港へ遠征し香港スプリントに出走したが12着と大敗し、同レースを最後に引退。2023年より北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬として繋養されていた。
父キトゥンズジョイ、母ビリーヴ、母父サンデーサイレンスという血統。通算成績は30戦7勝。ジャンダルム号のご冥福をお祈りします。