【JRA】ハヤブサナンデクンが屈腱炎で引退、東京競馬場の誘導馬に

5月4日に船橋競馬場で行われたかしわ記念(Jpn1、ダ1600m)で3着だったハヤブサナンデクン(牡7、吉村圭司厩舎)が、屈腱炎を発症したため、現役を引退することが明らかになった。9日、同馬を管理する吉村調教師が明かした。

今後については、東京競馬場から誘導馬としてのオファーがあり、これを受け入れる見通しとなっている。

同馬は今年初戦の東海S(G2、ダ1800m)で3着に好走すると、続くマーチS(G3、ダ1800m)を制し、待望の重賞初制覇を達成。Jpn1初挑戦となった前走のかしわ記念でも3着に好走し、ダート重賞戦線で活躍。7歳にして充実期に入って勢いを付けていただけに、引退するのが惜しまれるが、これからは東京競馬場の誘導馬として競馬を盛り上げてくれる。

ハヤブサナンデクンは父ゴールドアリュール、母ホワイトクルーザー、母父クロフネという血統。通算22戦6勝。ハヤブサナンデクン号、お疲れさまでした。