インディチャンプ、香港マイルで引退。種牡馬入り

12月12日に香港のシャティン競馬場で行われる香港マイル(G1、芝1600m)に出走予定のインディチャンプ(牡6、音無秀孝厩舎)が、同レースを最後に現役を引退することが明らかになった。繋養先などは未定だが、その後は種牡馬入りする予定となっている。1日、同馬を所有するシルクホースクラブが発表した。

インディチャンプは2017年12月に阪神でデビュー。2019年の東京新聞杯を勝利し重賞初制覇を果たすと、その後は同年の安田記念を制し、G1初制覇を達成。さらに同年のマイルCSも制し、JRA賞の最優秀短距離馬に選出された。

今年は高松宮記念(3着)に出走し短距離路線にも挑戦。その後は安田記念・4着、前走のマイルCS・4着と、得意のマイル路線へ復帰。香港マイルは2019年にも出走しており、7着に敗れている。海外G1初Vを決め、有終の美を飾れるかに注目だ。