【天皇賞秋】ジャックドール✕藤岡佑介騎手、1年ぶりコンビ復活!課題は鞍上のペース認識か

8月20日に札幌競馬場で開催された札幌記念(G2、2000m)で6着だったジャックドール(牡5、藤岡健一厩舎)が、10月29日に東京競馬場で開催される天皇賞・秋(G1、芝2000m)へ、藤岡佑介騎手とのコンビで臨むことが明らかになった。藤岡騎手とは昨年の天皇賞・秋(4着)以来、約1年ぶりのコンビ復活となる。

前走後は放牧を経て、先月26日には栗東トレセンへ帰厩し、翌27日から運動を再開。「札幌記念を使った疲れも抜けています。暑さの影響もない」と助手からコメントが出ており、コンビを組む藤岡騎手とは1週前か当週にコンタクトを取る予定であることが師から明かされている。

昨年の天皇賞・秋は好スタートを決めて好位追走し、直線は外目から進出して2番手に上がったが、外からイクイノックス、内からダノンベルーガに交わされての4着敗退という内容であった。ペースが上がらない中で緩い流れに付き合ってしまい、仕掛けが遅れてしまったという印象が残る一戦だった。鞍上のペース認識の甘さが大きな敗因であったというのが筆者の見解で、今年は腹を括った騎乗で昨年の雪辱を果たせる事ができるかに注目と期待をしていきたい。