笠松競馬、開催自粛を8月13日まで延長

21日、名古屋国税局から笠松競馬関係者による所得税の申告漏れの指摘を受け、今年の1月から開催を自粛している笠松競馬が、開催自粛を8月13日まで延長することを発表した。

延長理由は、関係者による競馬法違反等の事案が発生し、関係者や職員を処分するとともに再発防止策を策定して競馬の再開に向けて取り組んでいるが、実施体制の整備にまだ時間を要するため。

笠松競馬場及びシアター恵那での地方競馬及び中央競馬(JRA)の勝馬投票券の発売についても8月13日まで自粛。14日以降の対応等については改めて発表される模様。

笠松競馬を巡っては、今年1月、騎手や調教師らが名古屋国税局から、所得税の申告漏れを指摘された。その後、組合の第三者委員会の調査で馬券の不正購入も分かった。今年5月に開催した税に関する研修会をきっかけに申告漏れの可能性があることが判明し、調査を進めていた。

■勝馬投票券の払戻について

  • 開設場所:笠松競馬場、シアター恵那
  • 開設日:日曜日
  • 開設時間:午前10時~午後4時

参考:笠松競馬