笠松競馬、開催自粛を7月16日まで延長

24日、名古屋国税局から笠松競馬関係者による所得税の申告漏れの指摘を受け、今年の1月から開催を自粛している笠松競馬が、開催自粛を7月16日まで延長することを発表した。延長理由は、再発防止策を策定して競馬の再開に向けて取り組んでいるが、実施体制の整備にまだ時間を要するため。

再開時期については、古田肇知事が先月に7月再開の見通しを示していたが、今月初めに新たに複数の騎手と厩務員が所得を少なく申告していた疑いがあることが判明し、関係者の修正申告の確認や処分の検討を行うため、7月を目指してきたレース再開はさらにずれ込む見込みであることを発表していた。笠松競馬場及びシアター恵那での地方競馬及び中央競馬(JRA)の勝馬投票券の発売についても7月16日まで自粛。17日以降の対応等については改めて発表される。なお、引き続き以下のとおり、払戻専用窓口が開設される。施設内の滞在は不可。

■勝馬投票券の払戻について

  • 開設場所:笠松競馬場、シアター恵那
  • 開設日:日曜日
  • 開設時間:午前10時~午後4時

参考:笠松競馬