【加付式“連番の法則”】エプソムCなど先週の回顧・検証

春のGⅠが残すところ6月最終週の宝塚記念のみとなり、間の2週はGⅢ戦がメイン重賞。先週は日曜東京で「第39回　エプソムカップ（GⅢ）」、北海道シリーズ開幕の日曜函館にて「第29回　函館スプリントステークス（GⅢ）」が行われた。

GⅠ戦が中休みになっても、春の重賞は相変わらずの「混戦」となった。エプソムCは、単勝3.2倍を筆頭に12倍までに7頭がひしめいた。制したのは4番人気ノースブリッジ（岩田康誠騎手）で、重賞初勝利。2着には8番人気ガロアクリーク、3着に2番人気ダーリントンホールが入り、連番の法則「同枠・一組連番」決着となった。

函館SSは、1番人気ナムラクレア（浜中俊騎手）が順当勝ちの重賞2勝目を挙げた。2着に7番人気ジュビリーヘッド、3着には13番人気タイセイアベニールと、2・3着は波乱となったが残念ながら「法則外」決着に終わった。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

• ※「同番」「一組連番」、同時に成立（13番→2番→3番 等）は「同番」としてカウント
• ※（　）内は同枠2頭が入った回数

先週から夏の北海道シリーズが開幕。東京・中京・函館の3場開催・計72レース。内訳は、「一組連番」が計32レース、「ALL連番」「同番」が各々10レースの計20レース、と「ALL連番」「同番」が大爆発。配当面でも「100万超3回、10万超17回」と前週こそ「回数」「高配当」ともに低調に終わったが、中一週で再びの「連番の法則 祭り」となった。ただ「メインレース10万超・法則高額決着」は、2週連続で無し（法則外からは1レース有）。「近15週中12週」となった。

「一組連番」は、2日間全場で半数前後。前記の通り「ALL連番」「同番」の好調出現に押されたため、回数的には「致し方なし」といったところ。ただし配当面での高額は、100万超2回、10万超10回と「一組連番」も絶好調週となった。中でもお勧めの「同枠・一組連番」が多発し、2日間計32レース中13レース。土曜にはその中から100万超や10万超も輩出した。1～3番人気といった上位人気と2桁人気薄「一組連番」が多くの好配当を演出していたので、やはり「軸馬との人気薄『一組連番』、とりわけ「同枠」にはひと際アンテナを張って挑んでいただきたい。

「ALL連番」は前2週不発に終わってきたが、再びの3場開催で「絶好調モード」に。土曜には1・2番人気の「同枠2頭絡み」でも「1番人気3着」から9万配当。3場で8回と爆発出現した日曜には、3場すべてから10万超高額配当を輩出。高額となった3回の軸馬はいずれも1～3番人気の上位人気で、東京・函館では「同枠2頭絡み」から。また「一組連番」同様、ここでも1～3番人気といった上位人気と2桁人気薄絡みの「ALL連番」からの好配当が目を引いた。上位人気からの少額投資でも好配当獲得は決して夢ではない。

「同番」も中一週で再びお祭りモード。土曜は「3回出現の函館」、日曜は「4回出現の中京」が絶好調。土曜函館からは、「同枠2頭絡み」と「一組連番」の条件重複「同番」をはじめ3回中2回が10万超高配当。日曜中京でも同様の条件重複「同番」を含め10万超2回に、3番人気との2桁人気薄「同番」が絡んで3連複71万、3連単783万の超大型配当を輩出した。不調数が圧倒的に少なく長期好調維持な「同番」は、今年は大爆発出現もしばしば。傾向の「連続出現」をはじめ、常に抑えるのも「高配当ゲット、一発回収の一手」とお勧めする。

「一組連番」「ALL連番」「同番」項でそれぞれ記したが、特に先週は上位（1～3番人気）との2桁人気薄が3組すべてで目立った。「1番人気と2桁人気」だけで6回、「2・3番人気と2桁人気」が4回、実に合計10回もあった。これまでも「お勧め」として記してきたが、3組いずれを狙う際でも「定めた軸馬との法則該当馬」を「人気を見ずに抑える」ことが、「連番の法則」活用のミソである。

先週は「万馬券の宝庫・最終R」も、6回中4回で「法則決着」と好成績を残した。特に日曜は「5回に1回以上の10万超」を3場すべてで「法則」から輩出した。最終Rで「大型配当」は健在、「法則」からも高配当が確率高く狙える。