【加付式“連番の法則”】スプリンターズSなど先週の回顧・検証

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早いもので2021年も後半戦、いよいよ秋のGⅠレースが開幕。第一弾は、スプリント王決定戦・日曜中山「第55回 スプリンターズ・ステークス(GⅠ)」が行われた。

春のスプリント王・ダノンスマッシュと2歳時からGⅠ6戦4連対(1勝)のレシステンシアが人気を分け合ったが、勝ったのは3歳にして3番人気に推されたピクシーナイト(福永騎手)。ここまでタイトルは、シンザン記念(GⅢ)の1つだけであったが、夏から秋にかけて短距離古馬重賞戦線で連続2着。3歳でも古馬と組み合える実力を遺憾なく発揮してGⅠ初制覇。2着に2番人気レシステンシアが入り、3着にそのレシステンシアとの「一組連番」10番人気シヴァージが入り、好配当を演出。秋GⅠ初戦を連番の法則で飾った。

先週一週間の主なニュース

凱旋門賞
日本時間3日深夜に行われた同レースには、日本からクロノジェネシス、ディープボンドの2頭が参戦したことでも注目を集めたが、勝ったのは13番人気のトルカータータッソ(ドイツ)。2着に2番人気タルナワ、3着に1番人気ハリケーンレーンで、馬番「1→4→11」と「同番」決着で、配当は現地・日本発売ともに大波乱となった。日本産ディープインパクト産駒で3番人気に推されたスノーフォールは6着、クロノジェネシスは7着、ディープボンドは14着。
藤岡佑介騎手
2日の中京5Rで、史上50人目・現役26人目となるJRA通算900勝を達成。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

10月2日
-中山中京合計出現率(%)
ALL連番0228.3
一組連番6(2)6(1)1250.0
同番1128.3
合計79--
出現率(%)58.375.0--
10月3日
-中山中京合計出現率(%)
ALL連番3(1)2(1)520.8
一組連番4(1)4833.3
同番12312.5
合計88--
出現率(%)66.766.7--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

中山・中京2場での2日間、計48レースで「一組連番」が計20レース、「ALL連番」が計7レース、「同番」が計5レースという内訳。「一組連番」は若干「通常ペース」より低めの平均5割弱、「同番」も「ほぼ通常ペース」ながら、「ALL連番」が2場2日間で7回と久々に爆発出現。配当的には100万超無しに加え、10万超99万未満も通算5回、と減少したものの、そのすべてを推奨馬券術で実現。場別出現率も「58.3%~75.5%」と通常高確率を維持した。

先週の「一組連番」は全体的に5割弱と冒頭記したが、下げたのは日曜の中山・中京で各々4回ずつと半数を割ったためで、配当的にも日曜は高額が少なかった。ただ、土曜は中山・中京とも各々6回ずつと1日の半数を占めた。そして先週の「一組連番」の10万超高配当もこの土曜から。中山・中京各々1回ずつ記録し、ともに推奨馬券術「同枠・一組連番」からのもので、中山では1番人気勝利ながら2着3着に人気薄の「同枠・一組連番」が入り3連複8.3万、3連単25万。中京では4番人気の勝利から2着1番人気との人気薄(11番人気)「同枠・一組連番」が3着に入り、こちらも10万超高額となった。また冒頭の秋GⅠ初戦となった「スプリンターズS」でも2着2番人気レシステンシアとの人気薄(10番人気)「一組連番」が3着に入り、3連単3.8万となった。人気薄「一組連番」は是非抑えてほしい。

「同番」は、トータル出現数では依然好調キープと言えたが、先週は一桁万馬券が殆どで好配当とはならなかった。ただ、「同番」の 軸馬はすべて推奨人気となっていたので、先週のような「高額不発」週ももちろんあるが、次週以降の高配当を期待して狙い続けてほしい。

前週「復調を信じて狙い続けてほしい」と記した最もお勧めの「ALL連番」が、久しぶりに炸裂出現。中山・中京2場2日間とも出現し、計7回。土曜中山こそ不発だったものの、その他すべてマルチ出現。特に中京では土日各2回ずつの計4回中3回が、10万超高額配当。土曜の10万超は、人気薄の勝ち馬人気が要因ながら2着3着は1・2番人気。つまり、1・2番人気との「ALL連番」をBOXで組んでおくだけで的中叶ったことになり、これこそが「少額投資」とお伝えし続けている所以である。また、日曜は出現2回とも10万超高額で、一つ目は2番人気の勝利から2着3着が同枠2頭絡み。さらに2レース連続出現となった2つ目は、1番人気勝利の超順当結果からの「ALL連番」で3連複11万、3連単44万。ここでも軸馬1頭からの少額投資「ALL連番」を象徴した結果となった。軸馬的中の際には、逃さないよう是非「ALL連番」を。

「万馬券の宝庫・最終R」は、土日4回のうち法則決着は2回。ただ2回とも万馬券には一歩届かず。残る2回の法則外決着でも、1回しか10万超高額には届かなかったので「先週の最終Rは不発」と認めざるを得ない。ただ、秋のGⅠシリーズは始まったばかり。必ずや好配当最終Rは出現するので、引き続き「最終Rは思い切って!」攻めていこう。