パワハラで訴訟された木村哲也調教師、口頭弁論に出席せず

落馬負傷から復帰を目指しているJRAの大塚海渡騎手が、所属先の木村哲也調教師から過去に暴行を受けたとして、今月5日に茨城県警稲敷署に被害届を提出し、同調教師に850万円余りの損害賠償請求を水戸地裁に提訴。

本日20日に第1回口頭弁論が行われたが、出席したのは原告側弁護士のみ。被告である木村師側は欠席し、請求棄却を求めた。木村師は当初から、手を出したのは教育目的と主張しており、謝罪や再発防止の対応などを拒否している。

なおJRAは同日20日、大塚騎手の所属が21日付で木村厩舎から美浦・フリーになると発表した。